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Tリーグ初観戦!!(8月25日)

 8月25日、卓球のTリーグに行ってきました。土曜日の24日が男子の開幕戦で、25日は女子の開幕。24日はフロンターレのアウェイレッズ戦なので行けなかったのですが、25日は行くことができました。

 組み合わせは平野美宇、張本美和のいる木下アビエル神奈川と早田ひなを擁する日本生命レッドエルフ。昨年度のリーグ戦では木下アビエル神奈川が1位、日本生命レッドエルフが2位。プレーオフでは日本生命レッドエルフが1位で、木下アビエル神奈川が2位。と言うことで国内最強チームの対戦と言うことになります。


 卓球観戦は初めて。最初に心配したのが卓球台までの距離。東京五輪での会場は東京体育館。つまりフィギュアスケートのリンクの真ん中に卓球台があるイメージです。それはちょっと距離がありすぎるのではないかと思うところでもあり、これが卓球観戦をためらわせてきた理由でした。

 今回の会場は代々木の第2体育館。フィギュアスケートをやるときは第1体育館だと言うこともあり、考えてみれば第2体育館に行ったのは多分初めてです。会場に入って中を見渡してみると、かなりコンパクトな会場。思っていたよりもずっと卓球台が近く、恐れていたような「遠さ」を感じるどころか、卓球の迫力を強く感じることができました。いい会場ですね。


 驚いたのは観客の数。チケットを取ったのは五輪閉幕直後なので2週間ほど前でしたが、なんと指定席は完売(指定席で一番高い席が選手ベンチの隣の2万円というのにも驚いた)で、取れたのは自由席。

 自由席ってことはサッカーファンならおなじみの「朝抽選」やるの??と思いましたが(笑)、さすがにそういう制度はなく、開門時間の12時に会場に。そうしたら既に長蛇の列が。既に入場は開始していたが、15分ほど並んで席に。さすがにこの時間であれば見やすい席に座ることができましたが、最終的には満席で立ち見も出てましたね。

 印象深かったのがスピード感です。ちょうどコートの横から見たので、五輪のテレビ中継とは違う角度だったこともあり、ボールのスピードをはっきりと感じられました。また、ボールの伸びや曲がりなども。それとピンポン球の乾いた音が魅力的。これはテレビではわかりませんね。


 また、Tリーグでは、観客を飽きさせないような興行的な工夫が為されています。
 要するに団体戦ですから、1試合が複数のマッチで構成されるわけですが、原則は4マッチで3マッチを取った方の勝ち。ただ、3マッチを先取しても第4マッチは行います。3マッチを取った方が第4マッチを取ると、勝ち点に1ポイントのボーナスポイントが付きます。長いリーグ戦を考えれば、捨てていいマッチではないということです。つまり、観客としては最低でも4マッチみることができるということです。

 この4マッチにはデュースがありません。1点差であっても11点を先に取った方がそのゲームを取るということです。その分試合時間が短く済むわけですね。

 4マッチということは、2マッチずつ取って2-2で第4マッチ終了ということがあり得ます。その場合、勝敗を決めるビクトリーマッチが行われます。これは1ゲームで、それほど長くかかりません。その代わりビクトリーマッチに限りデュースがあります。

 バレーボールであれテニスであれ、デュースは時間がかかりますがスリリングです。それをビクトリーマッチにだけ入れるというのは、なかなかの工夫だと思います。


 試合は早田ひなの欠場もあって、五輪代表2人を擁する木下アビエル神奈川が大差を付けて勝利。それでも面白くみることができました。

平野美宇から1ゲーム取るなど健闘した竹谷美涼


さすがの張本美和でした


竹本美涼とは一時競りましたが勝ちきった平野美宇



 サッカーやラグビーもあるので、日程上どれくらい見に行けるかはわかりませんが、また見に行ってみようと思いました。テレビで見るより絶対面白いのでぜひ。



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