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「躁になると小説家を目指す謎」を追いかけて
こんにちは。
午前中は講義を復習でだらだら聞きながらブログを書いたり、家事をしたり。昼はちょっとスーパーと本屋に寄ってから帰宅。(古本でよしもとばななさんの『キッチン』の洋書版が200円で売ってたけど、あまりにもボロボロで泣く泣く購入を断念)
午後から今度は健保・国民年金法の一問一答の択一式の問題演習を計150問しました。
疲れたので休憩がてらタイトルのことについて振り返ってみようと思います。
軽躁状態~躁状態の時、わたしはすごく目立ちたがり屋になって、いろんな妄想をしてしまいます。
時に劇団四季の女優、時に小説家になることを夢見て・・。
劇団四季の話は以前書いたので、今回は小説家の話を。
まず、小説なんてロクに書いたこともないのに、躁状態の私の中の妄想では直木賞、芥川賞、本屋大賞などなど賞を総ナメにする今を時めく女流作家になります。
そして、大好きな語学を活かして世界的な作家になり、英語や中国語で流暢にインタビューに答えて世界中で話題になり・・
もう考えただけで笑えてきますね。なんでそこまで有名人になりたがるんでしょうか??
以前、ここまで躁になるたびに同じ妄想をするということは、何かしら潜在的な願望として「小説を書くこと」を心の底から求めてるんじゃなかろうか?と思い、試しに文章を綴ってみましたが・・。
わずか三行で挫折しました。
主人公や、脇役たちがまるでロボットのようで全然生き生きしてないのです。
それから、自分の妄想が垂れ流しのようで本当に恥ずかしかった。
う~ん、やっぱり小説家には向いてないのかもしれない。
この話に関連して・・
以前、とある作家さんのトークショーに行きました。
その方は、「自分が楽しいからひたすら書きます」「自分の世界を表現したいから、読む人が少なくても、有名になれないとわかっていても、小説家を目指していました」とお話していました。(事実その人はデビュー前からネットにちょこちょこ短編を上げ続けていて、本当に物語を愛していると分かる方でした)
う~ん、ひたすら有名になりたくて、お金持ちになりたいクズ中のクズな私とは違う・・。
そもそも、有名になったって良いことはこれっぽっちも無いと、平常時の私ならわかってるのにね。
自分が今、本当に好きなのは語学と読書と社労士勉強です。
たぶん、躁になって有名になりたい!と暴走するのは、鬱や混合時にやらかした失敗を取り返したいという思いもあるんでしょうね。
あの時、動けなくてうまくいかなかった、大学受験も失敗して、新入社員研修でも目立ちたがりで恥ずかしい発言をしてしまった・・でも、有名になってみんなに私のすごさが認められれば、そんな失敗達もチャラになるのだ・・と考えちゃうのです。
最近思うのですが、失敗なんてみんな経験してるんです。
それに、失敗したこと含めて今の私があるんだから、別にそのまんまの私でいい気がしてきました。
でも、妄想って心地良いんだよな~
躁の時の妄想ってなんであんなに心地良いんでしょうね?現実から離れて幸せな夢を見ているようで本当に楽しいです。
けど、最近はそんな軽躁特有の妄想癖にも打ち勝ってる気がします。
それは、現実の生活のほうが充実して楽しいからだと思います。
普段の生活を一緒に楽しく盛り上げてくれる夫や、体調悪い時に限らずいつも支えてくれる主治医とカウンセラー、時々電話すると些細な話でもいつも熱心に聞いてくれる義父母や、愚痴を一生懸命聞いてくれる実家の両親・・
あ、それから通ってるネイルサロンのネイリストさん(時々会話が盛り上がってちょっと施術を延長してくれる)や、のこぎり山など近所の観光スポットの話をしてくれる美容師さん、近所のカフェの店長(ロン毛ででかい兄さんです)などなど、家族以外にも面白い人はたくさんいて、毎日充実です。
もう、別に小説で表現しなくても私の人生の目標、「毎日程よく楽しく生きる、たまに悲しみ風味」というよくわかんない目標は達成できてるから、なんか小説家になるという躁の時限定の「将来の夢」は諦めてもいいかな~って思ってます。
う~ん・・上手くまとまらないけれど、とりあえず今日はこの辺で。
この後はコーヒーゼリー食べたらまた問題演習の続きをやりたいです!