サイバー・ドラゴンの構築について(2021年5月末時点)
1.はじめに
初投稿です。
今回はいつも使っているサイバー・ドラゴンデッキの構築について、現時点での考えをメモ程度にまとめました。
現在大会が無いので実戦での試用があまりできておらず、普段からサイバー・ドラゴンを使用している方の参考になるかは分かりません。
このnoteを作る間に構築が3回変わりました。
あとがき部分のみ有料ですが内容は0なので僕にジュースをおごりたい方だけ購入してください。
2.サイバー・ドラゴンの基本的な戦い方
選択権がある場合、現在の環境デッキと異なりサイバー・ドラゴンデッキは基本的に後攻を選択し、キメテック・ランページ・ドラゴンなどでワンキルをするか盤面を荒らしサイバー・ドラゴン・インフィニティなどで蓋をする戦術を取ります。後攻を選択する上で壊星壊獣ジズキエルやキメラテック・メガフリート・ドラゴンなどで耐性持ちや妨害モンスターを容易に突破できる点はとても優秀です。
先行を渡された場合は基本はサイバー・.ドラゴン・インフィニティを最低限立てられるように展開しますが、基本的に超えられます。2本目以降サイドチェンジで頑張りましょう。
3.デッキレシピ&採用カード解説
2021年5月15日発売のストラクチャーデッキの新規により大幅に構築が変わりました。
今後大会などで調節して構築が変わると思いますが現状の採用カードと採用理由を書いていきます。
メインデッキ
○サイバー・ドラゴン×3
機械複製術から出てきてサイバー・ドラゴン・インフィニティになったり、キメラテック・フォートレス・ドラゴンやキメラテック・メガフリート・ドラゴンになって盤面処理してくれる。
後攻ならチェーンを組まずSS→盤面処理の動きができるため手札に来ても困らない。
機械複製術で出したいので3枚採用ですが2枚以上は引きたく無いカードです。
○サイバー・ドラゴン・コア×3
このテーマの最重要カード
全てのサーチ魔法に触れられる、機械複製術の対象になるステータス、キメラテック・フォートレス・ドラゴンやキメラテック・メガフリート・ドラゴンによる盤面処理に利用できる点から脳死で3枚採用。
返しのターンで墓地にいれば、③の効果で盤面形成もできるためキメラテック・ランページ・ドラゴンで墓地に落としておくこともある。
なお②の効果は強制効果であり、②か③どちらかターン中1度の制約があるため超雷龍-サンダー・ドラゴン等がいる時は注意。せめて任意効果にしてくれ
○サイバー・ドラゴン・ネクステア×3
サイバー・ドラゴン・コアなどと同じく機械複製術に対応しているステータス、召喚権を使わず出せる点、蘇生効果範囲が優秀な点などにより3枚採用
召喚剣を使わず出せる点から何らかの妨害を受け対象を失った際の機械複製術の対象としての利用や展開終盤に蘇生効果を使い、火力の強化をする用途で使用することが多いです。
③の蘇生効果の使用後は機械族しかSSできないため、捕食植物ヴェルテ・アナコンダを絡める展開の際は注意が必要。
○サイバー・ドラゴン・ヘルツ×3
機械複製術に対応したステータス、サーチ効果は優秀であり、銀河戦士とセットで使えばサイバー・ドラゴン・インフィニティまで行ける点から3枚採用
キメラテック・ランページ・ドラゴンの効果で欲しいサイバー・ドラゴン名称のカードを一緒に落とせば擬似サーチにもなる。
たまに②のレベル変更効果を使用してサイバー・ドラゴン・インフィニティに繋げる場合があるので頭に入れておくとたまに役に立つ。
○サイバー・ダーク・クロー×2
①の効果でサイバネティック・ホライゾンやサイバーダーク・ワールドに触れられるがサイバーダーク・ワールドが永続魔法であるためサイバー・ダーク関連の展開にあまり頼りたくない。しかしサイバネティック・ホライゾンをこのカードでサーチするとコストとしてもう一枚要求されるため2枚採用
サーチ先が手札にあってもサイバー・ダーク・キメラのコスト分を持って来れたり、このカード自体が被ってもサイバネティック・ホライゾンのコストとして使用できるため腐りにくい。
○サイバー・ダーク・キメラ×1
ストラクチャーデッキの新規カード
コストこそ必要だがパワー・ボンドがサーチでき、さらに墓地融合すら可能にするパワカ
サーチが容易なため1枚のみの採用
②の効果はこのデッキではあまり意味をなしませんが、サイバー・ドラゴン・ヘルツを同時に使う時やサイバー・ダーク・クローが手札に来て欲しくない時は使っていいと思います。
○銀河戦士×3
サイバー・ドラゴン・ヘルツと合わせて使うことで手軽にサイバー・ドラゴン・インフィニティが立てられるので3枚採用
サイバー・リペア・プラントでのサーチが可能でサイバー・ドラゴン・ヘルツと揃えるのもかなり楽なので使いやすいです。
サーチがきくので2枚でもいいかもしれません。
○壊星壊獣ジズキエル×1
万能除去カード
このデッキだとサイバー・リペア・プラントでサーチができ、キメラテック・フォートレス・ドラゴンが採用できるため相手の盤面に残さず除去できるため必須クラスのカード
今回は枠の都合上1枚採用だが②の効果により自分フィールドにSSして火力の増強ができるので被っても強いので出来れば増やしたい。
○増殖するG×3
最強の展開抑制カード
脳死で3採用
なお自分のGはほぼ通らない
相手が貫通してきても手札が増えれば増えるほど盤面を荒らしやすいので比較的どんな盤面も返せるようになります。(ただしV.F.D、てめーはダメだ
○エマージェンシー・サイバー×3
初動であるサイバー・ドラゴン・コアにアクセスできる万能サーチなので脳死で3採用
②の効果は灰流うららには無力だが神の宣告などで発動無効にされれば手札をコストに手札に戻せるため時々使う
○サイバーダーク・ワールド×1
ストラクチャーデッキの新規カード
基本はサイバー・ダーク・キメラをサーチしパワー・ボンドでワンキルするために使用します。
②の効果は発動する効果であるためうさぎなどを踏む点に注意。増殖するGを踏まないのは優秀。
できれば3枚積みたい性能ですが最近採用されているコズミック・サイクロンやツイン・ツイスターなどによりサーチすらできなくなる可能性があるためこのカードに依存する展開はあまりしたくないので1枚のみの採用
○サイバネティック・ホライゾン×1
ストラクチャーデッキの新規カード
サイバー・ダーク・クロー、サイバー・ドラゴン・コア両方でサーチができる点、発動コストや制約が少し重い点から1枚採用
この1枚で4枚のカードを動かせる点はかなり強力で、このカードさえ通ればサイバー・ドラゴン・コアやサイバー・ダーク・キメラなど軸のカードに触りつつ、サイバー・エタニティ・ドラゴンの墓地起動効果により融合体に耐性を付与できる。
また墓地にサイバー・ドラゴンを送れるので今まで使いづらかったサイバー・リペア・プラントが召喚権の使用前に使えるようになった点はかなりありがたい。
ただ、制約が重くもしうららなどで止められた場合は捕食植物ヴェルテ・アナコンダによる展開ができなくなるので使用する際は気をつけましょう。
○サイバー・リペア・プラント×1
エマージェンシー・サイバーを上回るサーチ範囲で壊星壊獣ジズキエルや銀河戦士をサーチできる優秀なカードだが、墓地にサイバー・ドラゴンがいなければ発動ができず初動としては使えないため1枚採用
○機械複製術×3
コア複製はサイバー流勝利の呪文
サイバー・ドラゴン・コアなどの小型サイバーとセットで使いサイバー・ドラゴン・インフィニティを生成します。
サイバー・ドラゴン・コアに灰流うららを打たせて機械複製術を通すのが理想です。
無限泡影やエフェクト・ヴェーラーは勘弁してください。
○パワー・ボンド×1
新規カードによりサーチができるようになった最強融合魔法(ファロス?知らない子ですね…)
場面によりサイバー・ツイン・ドラゴンとキメラテック・ランページ・ドラゴンどちらを出すか考える必要があります。
サイバー・ダーク・キメラでサーチしないと墓地融合効果も適用できないため2枚採用を検討中
エンドフェイズ時のダメージを忘れてワンキル失敗したあとに自爆するケースがあるため注意
○オーバーロード・フュージョン×1
基本的に捕食植物ヴェルテ・アナコンダから使用するため1枚採用
闇属性融合モンスターしか出せないためサイバー・ツイン・ドラゴンは出せない。
パワー・ボンドをサーチできるようになったため最近出番は少なめです。
○ライトニング・ストーム×3
罠ビ絶対殺すマン
最近罠を使うデッキがかなり多いので3枚採用
被っても発動無効にされたら2枚目使えるのは素晴らしい
○ハーピィの羽根帚×1
元祖罠ビ絶対殺すマン
採用理由はライトニング・ストームと同じです。
○金満で謙虚な壺×2
パワー・ボンドがサーチできるようになり、過剰な火力が出せるようになったのでダメージ半減でもワンキル出来るようになりました。実質デメリット0です。
先攻を渡された際には機械複製術など手札要求値の高いギミックのパーツを揃えられる確率が高くなるため役に立ち、後攻なら誘発や妨害をケアし易くなるため先後両方で活躍できるカードだと思います。
○墓穴の指名者×2
サイバネティック・ホライゾンやサイバー・ダーク・キメラなどケアがしにくい動きを通し易くするために2採用
これとサイバネティック・ホライゾンがあれば脳死で打ちます
エクストラデッキ
○サイバー・ドラゴン・インフィニティ×2
このデッキにおける貴重な妨害カード
②の効果でサイバー・ドラゴン・ヘルツを素材にし相手ターンにサイバー・ドラゴン・ヘルツのサーチ効果を使うこともでき汎用性が高い
返しのターンでサイバー・ドラゴン・ネクステアなどで蘇生したサイバー・ドラゴン・ノヴァに重ねる場合もあるため2枚採用
最近は天霆號アーゼウスの下敷きですが原始生命態ニビルを警戒して残すのもいいと思います。
○サイバー・ドラゴン・ノヴァ×2
基本はサイバー・ドラゴン・インフィニティの下敷きだが蘇生効果やパンプ効果も中々便利
③の効果は教導デッキや原始生命態ニビルに対してかなり優秀で、処理されてももう一度サイバー・ドラゴン・ノヴァを作る動きもできる場合があるため2枚採用
○先史遺産ヴィマナ×1
実質ラピュタ
サイバー・ドラゴン・インフィニティより範囲は狭いが妨害効果を持つ機械族ランク5
①のパンプ効果も時々使う
基本的にサイバー・ドラゴン・インフィニティを優先するため盤面に相当余裕のある時にしか使わない
サイバネティック・ホライゾン使用下でも出せるためセイクリッド・プレアデスの代わりに採用
○天霆號アーゼウス×1
最強Xモンスター
サイバー・ドラゴン・インフィニティ素材で出せば基本素材4なので2回更地にできる
ただ最近の対戦で調子に乗ってサイバー・ドラゴン・インフィニティの上に立てたら原始生命態ニビルで盤面を更地にされたので乗っける時は注意してください
○キメラテック・ランページ・ドラゴン×2
バック処理もできて墓地肥やしもできて火力も高いこのデッキのメインウェポン
サイバー・ドラゴン・インフィニティと同期で9期のカードなのでどの効果にも名称ターン1は付いていませんので出す度にバック破壊と墓地肥やしができます。
②の効果でサイバー・ドラゴン・ヘルツを落とせば小型サイバーを擬似サーチができる点も強い。
攻撃回数増加効果は灰流うららを打たれるため注意してください。
☆5なので殴り終わった後にサイバー・ドラゴン・ノヴァになれる点もかなり評価できる点です。
○キメラテック・メガフリート・ドラゴン×1
サイバー・ドラゴンさえいればEXモンスターゾーンのモンスターを問答無用で処理できる万能カード
特にコードトーカー等のリンクテーマに対しては耐性を貫通して除去ができるためとても役に立ちます。
なおPモンスターは処理できないので注意してください。
○キメラテック・フォートレス・ドラゴン×1
サイバー・ドラゴンさえいれば天霆號アーゼウスや召喚獣メルカバーなどの機械族を問答無用で処理できる万能カード
壊星壊獣ジズキエルと合わせれば好きなモンスターを処理できます。
こちらはキメラテック・メガフリート・ドラゴンと違い無限泡影などで効果が無効になった小型サイバーでは融合できないので注意してください。
因みに装備されたサイバー・ドラゴンも素材にできるので機会があればやってみてください。
○サイバー・ツイン・ドラゴン×1
キメラテック・ランページ・ドラゴンに灰流うららや幽鬼うさぎを受けたくない時に使います。
パワー・ボンドで出せば5600×2なので十分です。
○サイバー・エタニティ・ドラゴン×1
基本的に融合召喚せずサイバネティック・ホライゾンで墓地に送り③の起動効果で融合体に耐性を付与します。
キメラテック・ランページ・ドラゴンなどでライフを取りに行く際に無限泡影やエフェクト・ヴェーラーで無効にされるなどの事故がケアできるようになったのはかなり優秀です。
ただし、③の効果は起動効果なので墓穴の指名者を避けることはできません。ワンキルする際はなるべく早めに打ちましょう。
○サイバー・ドラゴン・ズィーガー×1
サイバー唯一のリンクモンスター
②の強化効果はお互いのダメージが0になるため打点作りだけではなく、ヌメロンなど高打点に殴られたときにダメージを軽減する用途でも使うときがあります。
②の効果は自身が殴る前に使わなければいけないので注意してください。
○転生炎獣アルミラージ×1
基本的に通常召喚したサイバー・ドラゴン・コアを素材に出してサイバー・リペア・プラントの条件を整えたり、サイバー・ドラゴン・インフィニティと並べて破壊耐性を付与します。
サイバー・エタニティ・ドラゴンと違いフリーチェーンでサイバー・ドラゴン・インフィニティに耐性を付与できるため主に先行で重宝します。
○捕食植物ヴェルテ・アナコンダ×1
融合テーマの救世主
サイバネティック・ホライゾンを絡めない展開の際の最後の打点作りに使用します。
サイバー・ドラゴン・ネクステアの蘇生効果を使用する場合は先に出しておかないと出せなくなるので注意してください。
攻撃力は低いため、できればメイン2などでサイバー・ドラゴン・インフィニティの効果で素材にするなどで処理をしておくと唐突な敗北をケアできます。
サイドデッキ
○アーティファクト-ロンギヌス×3
最近増えている鉄獣や電脳堺に対して有効であり、特に電脳堺に関してはデッキの性質上真竜皇V.F.Dがかなり苦手なので、その展開への対策として採用
特に対電脳堺では強欲で貪欲な壺や三戦の才が怖いのでスタンバイフェイズに起動するようにしましょう。
メタの範囲も中々広く、1枚での妨害性能は高いと感じているので3枚採用としました。
○原始生命態ニビル×2
展開抑制策
光属性なので腐っても銀河戦士のコストとして使えます。
○PSYフレームギア・γ×3
最強の手札誘発
サイバー・ダーク・クローやサイバーダーク・ワールドの採用で盤面を空けたまま動くことが多くなったのでサイドに採用してみました。
枠ができればメイン採用もありだと思います。
発動機会がなくても光属性なので銀河戦士のコストになります。
苦手な真竜皇V.F.D.やNo.86 H-C ロンゴミアントなどの理不尽制圧をしてくるデッキに対して投入します。
○PSYフレーム・ドライバー×1
PSYフレームギア・γのお供
採用を悩む諸悪の根源
手札に来たら銀河戦士かサイバー・ドラゴン・ネクステアのコストです。
○サイクロン×3
王宮の勅命や魔封じの芳香対策
最近はアーティファクト-ロンギヌスが増えていることや、コストがいらない点からコズミック・サイクロンやツイン・ツイスターより優先して採用しています。
○サイバネティック・オーバーフロー×1
専用妨害罠
最大3枚まで対象を取らず破壊でき、もし発動しないまま破壊されてもサーチができ、返しのターンに繋ぎやすいため先攻を渡されそうな場合は投入しています。
不要になればキメラテック・ランページ・ドラゴンなどでわざと破壊してサーチ効果を使用することもできます。
アーティファクト-ロンギヌスとの兼ね合いは悪いので注意です。
○虚無空間×1
最強の先行カード
ドヤ顔で先行渡してきた相手に叩きつけて気持ち良くなりましょう。
4.不採用カード、採用検討中カード解説
○サイバー・レヴ・システム
手札か墓地のサイバー・ドラゴンをSSし効果破壊耐性を付与する。
主に墓地でサイバー・ドラゴンになっているサイバー・ドラゴン・ズィーガーやサイバー・ドラゴン・ネクステアなどを蘇生し火力の増強や展開につなげることができる。
特にサイバー・ドラゴン・ズィーガーを蘇生した場合の火力の増加は凄まじく、以前はサイバー・ドラゴン・コアのサーチの選択肢として1枚採用することがあったが、ストラクチャーデッキの新規でサイバー・ドラゴン・コアのサーチ先が増えたことで不採用になりました。
○サイバーロード・フュージョン
速攻魔法のサイバー名称付き融合魔法
サイバー・ドラゴン・コアのサーチが効く点、速攻魔法であることからバトルフェイズ中に奇襲ができる点を評価し以前は採用していた。
他のモンスターが攻撃できなくなる制約は他のモンスターが攻撃を終了したあとに使えば特に問題なくライフを削れるためあまり問題はない。
除外されたリソースをデッキに戻せたり、
サイバネティック・オーバーフロー
↓
サイバーロード・フュージョン
↓
キメラテック・ランページ・ドラゴン
と展開することで相手ターン中に盤面を荒らすことができる。
特にPテーマに対してはこの展開をすることでスケールを4枚割れるなどかなりの妨害性能を発揮できる。
ただ、サイバネティック・オーバーフローもサイバーロード・フュージョンもサイバー・ドラゴン・コアによるサーチが必須であり揃えることが難しく、サイバー・レヴ・システムと同じくサイバー・ドラゴン・コアのサーチ先が増えたことにより使用頻度がさらに低下し、枠もないので不採用となりました。
○コズミック・サイクロン
最近アーティファクト-ロンギヌスが増えている影響で通り辛くなっていると感じたため不採用としました。
今後エルドリッチが増えたら採用する場合があるかもしれません。
○ツイン・ツイスター
新規のサイバー・ダーク・キメラやサイバネティック・ホライゾンなどにより手札コストの確保が厳しく、不採用にしました。
○精神操作
後手カードとしては優秀なので採用したいが枠がなく採用を断念しました。
盤面の処理は体感上壊星壊獣ジズキエルやキメラテック・メガフリート・ドラゴンなどで間に合っているような気がしています。
○三戦の才
精神操作と同じく後手ではかなり高いパワーを持ってはいるが相手依存のカードがあまり好きではないので不採用にしました。
とはいえ後攻なら相手の妨害モンスターを超える手段としてかなり優秀なので枠があれば数枚採用して使用感を確かめてみます。
○冥王結界波
モンスターによる直接のチェーンを許さず盤面の置物モンスターを機能停止させる最終兵器
ダメージは0になるのでワンキルの道は絶たれるが、似たような効果を持つ禁じられた一滴とは違いノーコストで前の妨害を乗り越えることができるのは優秀
発動後はキメラテック・ランページ・ドラゴンなどで盤面を荒らしてサイバー・ドラゴン・インフィニティや天霆號アーゼウスなどで蓋をする戦術をとります。
現在増え始めているLL鉄獣などへの対抗策としてサイドでの採用を検討中です。
○セイクリッド・プレアデス
新規が来るまでは主に先行展開で余力があるときにサイバー・ドラゴン・インフィニティの隣に立てて2妨害目として使用していました。
サイバネティック・ホライゾンを絡めると出せなくなるため、先史遺産ヴィマナを優先し不採用にしました。
先行でサイバネティック・ホライゾンを起動するかどうかは微妙なので検討中です。
○トロイメア・フェニックス
周辺環境で鉄獣が極端に少ないため不採用にしました。
鉄獣が多い環境では鉄獣の抗戦を踏めるため採用を検討するカードです。
○サクリファイス・アニマ
サイバー・ドラゴン・コアにアクセスできるカードが増え、サイバー・ドラゴン・ヘルツやサイバー・ドラゴン・ネクステアを出す機会が減ったため不採用としました。
除去性能は高く、壊星壊獣ジズキエルと合わせて火力にしたり、魔法族の里への対策になるのでサイバネティック・ホライゾンの使用感により今後採用を検討します。
○照耀の光霊使いライナ
最近流行りのアーティファクト-ロンギヌスや天霆號アーゼウスをパクって利用できる。
枠やサイバネティック・ホライゾンとの兼ね合い上採用を見送っているが今後使用感を確かめて採用を検討します。
○プラチナ・ガジェット
リンク素材にこそできないが、手札からサイバー・ドラゴン・ネクステアなど小型サイバーやサイバー・ダーク・キメラを召喚権を使わずに展開ができる。
機械族なのでサイバネティック・ホライゾンやサイバー・ドラゴン・ネクステアの制約にも引っかからず、サイバーダーク・ワールドを使った展開に失敗した際に利用できる気がしますが今のところ枠の都合上不採用としています。
今後ツイン・ツイスターやコズミック・サイクロンなどフリーチェーンバック除去系のカードがさらに増加した場合採用する可能性はあると思います。
○警衛バリケイドベルグ
自分ターンに起動したPSYフレームを機械族に変換できる。
②の効果はサイバーダーク・ワールドをサイクロンやツイン・ツイスターなどから守れるがコズミック・サイクロンからは守れないなど抜け穴が多く採用を見送っています。
サイバー・ダークのデッキでは採用するかもしれません。
○サイバー・エンド・ドラゴン
効果は守備貫通のみという単純なカードだがパワー・ボンドが採用できるようになった点、最近ライトニング・ストーム流行の影響で守備表示で展開するデッキが多い点から採用を検討中
パワー・ボンドで出したこいつとサイバー・ドラゴン・ズィーガーと合わせれば大体削り切れると思います。
5.対面ごとに意識すること
最近は環境デッキと呼ばれるデッキのパターンがかなり増えているため全ては書ききれませんがその中でも分布の多いデッキとの対面で意識することを書いていきます。
○鉄獣戦線
最近の鉄獣戦線は基本的に鉄獣の抗戦から鉄獣戦線 凶鳥のシュライグを展開し盤面除去を行うことで妨害をしたり、豊富な展開力から召命の神弓-アポロウーサを作り誘発をケアして安定した先行展開を狙ってくる印象があります。
先攻の基本盤面はおそらく
召命の神弓-アポロウーサ
+
戦華盟将-双龍
+
鉄獣の抗戦
という感じになると思います。
相手ターン中の除去が実質2枚とモンスター効果4回無効ですね。
基本的な戦い方としてはまず最優先でサイバードラゴンを盤面に着地させ、キメラテック・メガフリート・ドラゴンで召命の神弓-アポロウーサを処理することを目指してください。
墓地のリソースから動いて来るので長期戦は不利になります。
バックの鉄獣の抗戦が打たれる場所によっては致命傷になるのでできればバック処理ができるカードが欲しいです。
サイドチェンジでは鉄獣の基本的なギミックを潰せるアーティファクト-ロンギヌスやバックの鉄獣の抗戦を踏みにいけるサイクロンなどを優先的に投入したいです。原始生命態ニビルに関しては召命の神弓-アポロウーサなどで基本的にケアされることが多いためあまり優先度は高くありません。
そこまで不利な対面でもないので選択権があれば基本的に後攻を選択します。
しかし、最近はLLのギミックを混ぜ制圧力を高めたタイプの鉄獣があり、その場合最終盤面が
王神鳥シムルグ
+
霞の谷の巨神鳥
+
FNo.0 未来龍皇ホープ
+
戦華盟将-双龍
みたいなことになりかねません。
たまに霞の谷の巨神鳥の代わりに
烈風の結界像
になっていることがあります。地獄です。
このデッキタイプと当たった場合は1本目は事故をお祈りするしかありません。
サイドチェンジでは、召命の神弓-アポロウーサが採用されづらいことから純構築と比べて増殖するGや原始生命態ニビルの通りがいい点や、制約の都合上鉄獣の抗戦が不採用になっている点からバック除去系のカードを抜き、展開を抑止するカードを多めに投入しましょう。
このタイプの鉄獣が増加する場合は冥王結界波の採用を検討します。
○電脳堺
おそらく1番苦手とするデッキです。
多くの組み合わせの展開初動があるため1妨害では止まりづらく、真竜皇V.F.Dまで繋げられてしまうと攻撃宣言すら封じられてしまうため盤面を荒らすこともできません。
基本的な先行盤面は
真竜皇V.F.D+電脳堺門-朱雀
又は
電脳堺狐-仙々+飢鰐竜アーケティス+電脳堺門-朱雀
となると思います。
それに加えて、サイバー・ドラゴンデッキの場合は
電脳堺門-玄武
も警戒しなければいけません。
対策としては、アーティファクト-ロンギヌス、原始生命態ニビルや増殖するGにより展開を抑制することや、PSYフレームギア・γをうまく真竜皇V.F.Dに当てワンキルをすることです。
時々PSYフレームギア・γを警戒してスタンバイフェイズで真竜皇V.F.Dの効果を起動しない人がいるのでその時は壊星壊獣ジズキエルで踏めば勝ち筋が見えて来ます。
電脳堺狐-仙々での制圧の場合、サイバネティック・ホライゾンは間接的に壊星壊獣ジズキエルまで繋げることができるためかなり有用だと思います。
○罠型コード・トーカー
今までの罠型デッキにはなかった、アクセスコード・トーカーによる高い火力と盤面処理能力、デコード・トーカー・ヒートソウルによる手札増強、サーチが比較的容易な専用カウンター罠サイバネット・コンフリクトにより従来の罠型デッキの欠点であった神罠による重いライフコストやデュエルの長期化によるリソース不足を克服した新しいタイプの罠型デッキ。
基本的な先行盤面としては
トランスコード・トーカー
+
デコード・トーカー・ヒートソウル
+
サイバネット・コンフリクト
又は
デコード・トーカー・ヒートソウル
+
サイバネット・コンフリクト
のような盤面になると思います。
トランスコード・トーカーとデコード・トーカー・ヒートソウルを相互リングさせることにより対象に取られなくなり火力も上がるなどかなり硬い盤面になります。
デコード・トーカー・ヒートソウルにより手札増強ができるため、神の宣告のような強力な妨害罠を引き込むことができるため他のバックもパワーが高めです。
このデッキタイプに対する基本的な立ち回りとしては壊星壊獣ジズキエルやサイバー・ドラゴンを着地させることで盤面のコード・.トーカーを減らしサイバネット・コンフリクトを無力化することを目指しましょう。
サイドチェンジでは王宮の勅命や魔封じの芳香など強力なロック罠をさらに増やすことが考えられるため、サイクロンなどフリーチェーンで対処可能なバック除去カードを増やすのがいいと思います。
また、基本的なギミックは展開デッキなので増殖するGや原始生命態ニビルも効果的です。
トランスコード・トーカーの蘇生効果に対してはPSYフレームギア・γがかなり強力で、通れば一気に有利になります。
選択権がある場合は基本後攻を選択しましょう。
無理に先攻を選択し妨害盤面を築いてもアクセスコード・トーカーの前にはサイバー・ドラゴン・インフィニティは無力です。
ワンキルができなかった場合は天霆號アーゼウスなどで召喚権を潰すのが効果的です。
6.先行展開型サイバー・ドラゴン
利点
相手の不意をつける
サイバー・ドラゴン・インフィニティの妨害性能をフルに発揮できる
サイバネティック・オーバーフローが強い
欠点
それ以外
罠型コード・トーカーに勝てる面が思い浮かばない
結論
やめとけ
なるべく先攻を強くしたい場合は召喚獣メルカバーが機械族融合でありサイバーの基本ギミックが光属性であるため、召喚獣ギミックを組み込むことをお勧めします。
暴走魔法陣がある状態でキメラテック・ランページ・ドラゴンを出すとチェーン不可のツイン・ツイスターになります。
また、召喚獣メルカバーは守備力が2100の機械族であるため、サイバー・ドラゴン・ネクステアの蘇生に対応しておりかなり便利です。
7.まとめ
10期半ばに新規が来てからちょくちょく入賞しているこのデッキですが、以前の剛鬼やガンドラワンキルのような魑魅魍魎跋扈する超高速環境と比べれば比較的戦いやすくなったと思います。
相手の完成した盤面を壊星壊獣ジズキエルやキメラテック・メガフリート・ドラゴン、ライトニング・ストームのようなパワーカードで踏み荒らすのはとても楽しいのでよければ使ってみてください。
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