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土とわたし
屋久島に住むことに決めました。
ほとんど着いた瞬間から、「ここに住みたい!」って直感で思った屋久島。
幸せすぎて、いることが申し訳ない気持ちにもなったりしました。私は本当にここにいていいのか、もっと他に行くべき場所、やるべきことがあるんじゃないかと。
でも、本当の自分の気持ちに尋ねてみたら、こたえは明白でした。数十年はここに根っこを下ろして、土と繋がって食べものを育てる暮らしがしたいと思っています。
そして、探し始めたちょうどその日に、たまたまのご縁で土地が見つかりました。広さは1町ちょっと、春田という地域にあります。春の田んぼ。わたしがいちばん好きな場所だし、そこにいるとき父と、死んだ妹が、いちばん近くに感じられます。
(でもまだここに確定したわけじゃないので、土地は引き続き探しています!)
土と繋がって食べるものを育てる暮らしがしたいという思いは、幼い頃からありました。15のときには高校には行かず田んぼや畑をしたいと思っていたけどそうはいかず、ずいぶん遠回りをして生きてきました。その間いろんなことがあったしめちゃくちゃなこともしてきたけど、土や自然に触れるたびに、「おかえり」って言ってもらえているような、そこに引き戻されるような感覚がありました。その度に、私はこれで生きていくんだなあと強く感じて涙が出て、ありがとうって気持ちでいっぱいになります。それに限らずこれまで自分の身に起こったすべてのこと・出逢わせてもらったすべての人に感謝しています。
ここまできたらあとはやるだけです。そうして私が本当の自分を生きることが、地球とそこに生きるいのちたちのよりよい未来に繋がるものと信じています。