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とったどー! 「パパ、魚つかまえた!」 これ英語で、何て言います?

とったどー!

「パパ、魚つかまえた!」

これ英語で、何て言います?


日本の辞書は、もひとつ歯切れが悪いので、ズバッと。
事情は理解しています。どうぞ最後までお付き合い下さい。 (^_^)

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✅ I caught a fish.

これが正解。

2 匹なら、

✅ I caught 2 fishes.


ざっくり言うと、英語で "fish" というと、「群れ」のイメージです。

だから、辞書で説明が必要になる。



(小さい)エビでも同様です。

「エビ、つかまえた!」

✅ I caught a shrimp.
✅ I caught 2 shrimps.

例えば、料理で エビをすり潰す場合、最初、姿形が残っているので、何匹かは大事

しかし、すり潰して「グチャッ」となったら、もう何匹かは、どうでもいいでしょう。

だから、冠詞 a は付けない。

✅ Grind shrimp. / Grind some shrimp. / Grind the shrimp.


こういう流れです。🦐


おいしそう。

さらに、乾かして粉にしたら、a どころか、後ろに "powder" まで付いてしまう。💦

"shrimp powder" 🦐 🦐


◆◆


もう1つ、お馴染みの例文。下記で正解です。


「店員さん、生ビール 2 つ!🍺」

✅ 2 beers, please.


普通、ジョッキで持ってくるでしょう。


つまり、液体でも「こういう形で~、」と、自分の頭の中で形がイメージできれば、そのまま冠詞 a が使えます。



◆◆◆


最後に、小学館さんの『プログレッシブ』にある例を、紹介しておきます。
英単語 "translation" に、
・冠詞 a が付くか どうか。
・可算名詞 (Countable) か 不可算名詞 (Uncountable) か。

この翻訳はうまい。
This is a good translation.
その小説の英訳は二通りあります。
There are two English translations of that novel.
その翻訳に いくつか誤訳があるのに気づいた。
I happened on several mistakes in the translation.
翻訳を内職にしている。
He takes on translation as a sideline.


※日本語の場合、
(1)翻訳する行為も、(2)翻訳した結果(単語、文、パラグラフ、本一冊)も、
いずれも「翻訳」と訳しますが、指している対象が違います。



■■ 結論 ■■

日本の英語教育では、「冠詞と前置詞は難しい。」と、
最初に先入観を与えがちですが、一つ一つ検討していくと、分かってきます。


(^_^)


【自己紹介】
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大学で英語学を専攻。TOEIC 925
独 SAP ジャパンに正社員として新卒入社。(自社製品の翻訳/ローカリゼーション/機械翻訳)
サンフランシスコ、シリコンバレーに渡米(H1-B)
  Apple本社クパチーノ campus/Macworld/Linux World。
  ビジネス最前線を奔走。(Berkeley/Las Vegas)
帰国後、日本の機械翻訳 最大手 Yahoo 翻訳の開発に従事。
文科省検定教科書(英語)を編纂。
現在、自身の翻訳会社にて、代表取締役 CEO


日本文化を世界に発信しています!
https://linkedin.com/in/hirokisugimoto
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20210717 (Sat), JST
文責:杉本博紀 / Hiroki SUGIMOTO