小早川との死闘
こんにちは。夢は、おしゃれイズム的な番組に、有名人になった教え子の恩師としてサプライズ登場すること。杉本です。
いいじゃないですかなんか。
ウエダ「○○さん、今一番会いたい人、誰ですか?」
ゲスト「当時とってもお世話になった方がいて…え?まさかですよね…」
ウエダ「では、登場してもらいましょう!杉本さんです!」
ゲスト「うわぁぁぁ!!(号泣)」
杉本「いえいえ、そんな。僕はホントなにもしてないんですけどね。。ここまで来たのは彼の才能なんですから...。」
「え、なにこの人、あの人の師匠とかものすごい人らしいのに、こんなに腰が低いなんて。。良い人そう!!人格者!!抱いて!!」
みたいな好感度を得たいじゃないですか。
おいおいそんなに押すなよ!俺そんな大したこと…、いや..ちょっとまってまって、はははまったく参りましたね。。
みたいな感じで光り輝くステージに躍り出たいじゃないですか。
え?うるせぇ早く本題に入れ?そうしましょうそうしましょう。
小早川との死闘
また今日が始まる。朝からデスクに座ってまずはメールチェックから。
入っとるなー。今日も迷惑メールぐっさり入っとるなー。
もう多すぎて仕分けも大変なので、とりあえず目につく奴だけ一気に消すか。。。
そんな私の本日のターゲットは、
小早川・・・!!!
きさまぁぁぁ調子に乗りやがってぇぇぇ!!!
用意周到な小早川
小早川はおそらく歴戦の迷惑メーラーであることは間違いない。
なぜなら、迷惑メールの仕分けができないように、毎回名前の間に微妙な記号をランダムで挟んでくるし、メールアドレスも毎回違う。やるな小早川。とことんやろうじゃないか小早川。屋上に行こうぜ。久々に熱くなっちまったよ。(一部引用:サラリーマン金太郎より)
名称検索に半角スペースを入れて一網打尽
ふっふっふ。こうして検索すれば間に記号を入れてあろうが、飛び飛びで一気に探し出せるんだぜ。
たまに違う人のが入りこむこともあるが、それは仕方ないので目視で選択を外す。オレに抜かりはないんだよ。小早川。
相手が悪かったな小早川。ここまでの作業時間ほんの20秒だぜ小早川。
あばよ小早川。
次、生まれ変わったらもうこんなことするんじゃねぇぞ。
そうだな、今度生まれて来たらWEBプログラマーなんてどうだ。悪さとはいえ、こんなにマメなメールが送れるお前だ。きっと良いプログラマになれる。
そうだ、休みの日にはうちのメンバーとみんなで一緒にバーベキューしよう。乙女河原あたりで、美味しいお肉や野菜を買い込んでさ。魚介もいいな。ホタテなんか焼いてもきっと美味いだろうな!楽しみだなぁ。きっと楽しいぞ小早川。なぁこばやか…うっ。。
いけねぇいけねぇ、少し感傷的になっちまった。
俺も人を統括する立場の人間だ。さばくものはキッチリさばかないと示しがつかなくなっちまう。ほんと、社会って窮屈だよな。
だがお前はわかってくれるよな、小早川。
じゃあな…小早川。ポチ(「はい(Y)」をクリック)
ふう。仕事に戻ろう。さて、メールチェッ...
こ…
小早川ぁぁぁあ!!!!!!
お前…、いったい何通の迷惑メールを送って来てやがるんだ!!!
くっ…、一瞬でも同情した俺がばかだったぜ。。もう容赦はしねぇ!削除、いや、、消滅だ!!!!(検索 → ポチィィィ)
ば!!馬鹿な!!お前どれだけ!!!くっ負けるか!!(検索 → ポチィィィ)
なんてしぶといんだ…!しかし俺は負けない!(検索 → ポチィィィ)
…意識がもうろうとしてきたぜ…、お前は大したやつだぜ小早川…しかしなぁ俺だってもうここまで来たら引き下がれないんだよ!(検索 → ポチィィィ)
(検索 → ポチィィィ)
(検索 → ポチィィィ)
(検索 → ポチィィィ)
….
そして小早川は私のパソコンから完全に消去された。
よぉ、そっちの暮らしはどうだ。小早川。うまくやってるか?
はっはっは。心配はいらないか。お前のことだ。持ち前の根気強さで何とかやってんだろうな。
こっちか?こっちはお前のおかげで10分も仕事をロスしたから今日はもう大変さ。
でもな、なんだろうな。妙に頭がすっきりしてやがる。
逆に仕事がはかどりそうな気もするよ。皮肉なもんだよな、小早川。
じゃあそろそろ仕事に戻るよ。お前も元気で暮らせよ。小早川。
やれやれ、すっかり仕事遅れちまったな。改めてメールをチェックするか!
た、
高橋ぃぃぃいい!!!!!!!
<to be continued…> ※続きません