読書メモ: 「投資家みたいに生きろ」 10億円あったら何がしたいか
◉本との出会い
2週間ほど前に読みたい記事があって、ダイヤモンドオンラインの有料会員の体験をしてみたところ、意外と電子ブックコーナーも充実していて悪くない。この本もPICK UPされていたので読んでみました。とは言え、まだ全部読んでいないのだけど、忘れないうちに。
◉10億円もらえるとしたら何がしたいか
面白いなと思ったのが、この質問。サラリーマンの生涯賃金が約3億で、1億円だと食いつなぐには十分ではなく、100億円だと現実味がない。10億円は、一人で贅沢をするには持て余してしまうので、誰か周りの人を応援したくなるかもしれない。そんな微妙な額だからこそ、本音が出る。そしてそれこそが投資の考えに必要な主体性の正体だということです。
んー面白い。自分ならどうするかな。
まず一つは生活の拠点を国外に移してみたいな。
一つに留まらず、何カ国かを行き来するのがいいな。
インドで事業をやるのも面白そう。
でも10億円って多いようで、何か大きなビジネスをするとなると意外とあっという間にかかる額で、何でもかんでもできるものでもないんだよね。
だから半分は比較的安定的に収入を生み出してくれる不動産とか株式投資に回して、そこからでた益で自分は旅をしながら暮らして、
家族の芸術活動にたくさんお金を回して、
友人がやろうとしている社会的に意義のある活動を応援したい。
教育にも興味があるなぁ。
◉「消費=応援」
何に、どんなもの、どんなサービスに消費をするか、お金を意識して使うということ。好きなものを応援する。これこそ、投資の元となる考え方なのだと思います。
◉日本のタンス預金50兆円
「金持ち父さん貧乏父さん」でもありましたが、私を含め多くのサラリーマン家庭ではお金をタブー視して、お金の生み出し方やファイナンスリテラシーを学ばずに育ってきました。社会全体として、決められた出世のレールにのり、コツコツお金を貯めることだけが美徳で、少し前までなんとなく投資と聞くと悪いことのように感じていました。これこそ、本書で言う失望を最小化するだけのサラリーマン気質なのです。びっくりなことに日本のタンス預金は50兆円(日本のGDPは500兆円)と推定されているそうです。タンスに寝ているお金が、良いもの、これから成長するものに流れれば、もっと日本の経済は活性化していくはずですと書かれていました。その通りだと思います。