デザインで気をつけていることは何ですか?〜技術論その1〜
以前質問されて、ちゃんと答えられなかった問い。
ビジュアルづくりのテクニックを聞かれたのだと思いますが
デザイナーとしてはどうしても、
「ターゲット」とか「コンセプト」とか
もっと上流にある大切なことの話をしたくなってしまって
具体的な技術論をお話できなかったのです。
あくまで僕が気をつけていることではありますが
いくつか技術のお話も書いていこうと思います。
技術論1: 余白
「なんとなくお洒落」とか
「スッキリして見える」「詰まって見える」などの印象は
ほとんど余白の作り方によるものだと思っています。
良いなと思ったデザインを、パク...参考にするならまずこれ!!
いい勉強になります。
例えば、事例で見ると
このデザインの余白は
オレンジを塗ったところ。
結構がっつり取ってあります。
これだけの余白を取った上で
どこをはみ出すかを考えていきます。
青色で囲った場所がはみ出しているところ。
(今回は右綴じの冊子内の広告だったので、右上が始点)
そうすると...
目線(緑の線)がはみ出した所に誘導されるので
読みやすくなります。
最近のデザインは、印刷もウェブも
余白を大きく取って、スッキリさせたり
ダイナミックなレイアウトをしていたりするものが多く
見ていて目に楽しい印象をくれます。
チラシやパンフレットで何か参考にしたい...!!
と思うことがあればぜひ
参考にしたいチラシの余白取りを意識してみてください〜