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白鳥の足を見たい

デザイナーという仕事をしていて、一番「得した!」と思う瞬間は
いろんな経験談を聞ける時だ。

ネガポジ本当にいろんな話があって、先週だけでも
新しくスキューバダイビングのお店を開く方から
スキューバの魅力や店でやりたいことを嬉々としてお話いただいたり
逆に従業員が辞めたことでしょうがなくウェブの更新が必要になった方から
ため息混じりに相談を受けたりした。

僕のお客さんは従業員5人以下の会社や店舗が多く
やりとりは「社長」や何かしらの「事業主」の方と直接する。

皆さん、華々しい実績があったり
周りから「凄い!」と言われる方で
仕事を頂きながらも、いつもこちらが学ばせてもらうことが多い
尊敬できる方々だ。


でも、そんな人たちにも、悩みはある。


全力疾走で事業を回している裏では
寝る間を惜しんで努力していたり
大きな挫折を味わっていたり
そんなことで?というような小さなことでヘコんでいたり、する。

広報・PRのお手伝いとは
「お客様・従業員との関係性を探る」お手伝いなので
打ち合わせの中で、そういうネガの片鱗が見えたりすると

「凄い人」や「良い人」と言われる人と向き合う時
その背景にある、努力や挫折もできる限り見たいと思うのだ。


これは、人だけではなくて

「よく続いている企画」には
安定的に続くよう努力をしてくれている事務局の人や
走りながら続くよう調整してきた立上人の苦労があるし

「綺麗な家」は
綺麗に保っている家の人の日々の習慣や
綺麗に保ちやすいよう設計した人の知恵がある。


「良いな!」と思う、人や物事と向き合った時
そういう裏側にあることを想像できる人になりたいと思う。

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