充実していく小さな世界〜リモートワークデイズ〜
新型コロナの感染がヤバイ。外出を控えよう。
というムードになってきて、2週間ほど。
幸か不幸か、僕の仕事は遠隔でもできるものが多く
ほとんどの仕事がリモートのみで進むようになってきた。
今では、仕事で家から出るのは、週に2〜3度。
ほとんどの時間を家の中で過ごしている。
その経験から、楽しいことしんどいことを、これからはできるだけ書いていこう。
今後増えていくだろうリモートワーカーな人たちの参考になればと思う。
暮らしが充実していく。
基本、家にいること自体は、嫌いではない。
むしろ、ラフな格好で家事やDIYなど家のことをしながら、仕事をしていく生活スタイルは、とても好ましい。
そんなおうち大好き人間がずっと家にいると、どんどん日常が充実してくる。
昨日は、7時間しっかりとった睡眠から朝目覚めて
ヨガをして、花に水をやり、仕事をした後に昼にトロロご飯を食べ、仕事場を庭に移して午後の部に入り、少しだけ家の整理をしつつ晩ご飯を作り、ちょっと筋トレして、ユーチューブをだらだら見ながら、12時頃に就寝。
充実かよ!というような毎日である。
僕の日常に事件は起きない
ただこの充実した毎日の登場人物は、基本自分ひとりだ。
パートナーはまだ日中は働きに出ているため、会うのは朝と夜。
そして舞台も家の中。となると
とにかく、トラブルが起きない。
自分がやったことしか起こらないので、当然予想の範囲内のことしか起きないのだ。
そういう意味では本当に刺激がない。
まるで『かもめ食堂』シリーズの映画みたいに
淡々と日々が続いていく。
こういう日常系の映画が好きな僕はいいが
ばりばりアクションや非日常系の世界に憧れる人であれば
耐えられないのではないかと思うほど、本当に大した事件が起きない。笑
庭の植物が成長したり、どこかで鳥が鳴いていたり、spotifyがランダムに流す曲が良い感じだったりするぐらいしか、イレギュラーがないのだ。
そうなってくると、自分の心身との対話や自然の小さな変化を楽しむか
ハライチ岩井さんのように、なんでもないことをなんでもあるかのように想像するか、くらいしか楽しみが無くなってくる。
このまま家の中での暮らしが当たり前の世の中になってくると
そんな自分との対話や微細な変化を楽しむ、わびさび的な感覚が好かれていくのだろうと思う。
今だからサプライズを
小さなことを楽しんだり、微細な変化に魅力を感じたりする感覚が大切な一方で
自分の予想外のこと=サプライズはかなり有難がられるようになるのではないかとも思う。
それも、毎日に刺激を与えてくれるもの(花の種や調味料とか)や、五感で楽しむ物(特別な紙や布とか)が特に喜ばれそうだ。
デザイナー+ウェブコーダーという立場から、ウェブコンテンツの仕事は充実させていきながらも
五感を使って楽しめるサプライズな企画も考えていきたい。