日帰り飛行機弾丸旅 ①札幌
さて、今回は、少し前からはまっている日帰り飛行機弾丸旅のお話
札幌、仙台、沖縄、福岡、島根、そして次回は長崎の予定
旅の思い出を順番に綴っていこうと思う。
飛行機弾丸旅のきっかけ
友達の職場のおじさんの奥さんが、おじさんの企画で友達と弾丸で飛行機の旅行に行っている、と聞いた。
なんか面白くない?
めっちゃ面白そう!
私はもともと旅行好きで、計画を綿密に立てて行動するタイプ。
学生の頃は、青春18きっぷでよく旅をした。
地図と時刻表を穴が開くほど見て、どこまで行けるか、考えるのが好きだった。
飛行機は乗ってしまえば、目的地に連れて行ってくれる。
格安で行けること、弾丸で帰ってこれるだけの滞在時間、レンタカーを使わず、公共交通機関のみで現地での観光ルートを考えるのが腕の見せどころ。
地元の空港は中部空港。県営名古屋空港もあり
羽田や関空のようにたくさんの便はないのが難点だが、いろいろチャレンジできそう!
ピーチの弾丸にチャレンジ 札幌
行き 中部発 7:00 新千歳着 8:45
帰り 新千歳発 20:45 中部着 22:35
片道6520円!新幹線なら大阪にも行けない値段だ。
約12時間の滞在時間。新千歳から札幌まではJRで45分ほど。
今回は、二条市場での海鮮丼、羊ヶ丘展望台、白い恋人パークをめぐるコースで計画を立てた。
家から、空港まで約45分
途中、朝マックして(中部空港はコンビニすら六時半からしかやっていない)
預ける荷物はないため、一時間前の6時に到着
ピーチはチェックイン機でチェックイン
(今はアプリからできるようになったが)
搭乗口は一番端っこ、1番
格安航空ならではだ
アプリのバーコードを読み取ってもらいいよいよ搭乗
北海道へれっつごー!
友達は飛行機が久しぶりだったらしく、少し興奮気味にずっと窓の外を眺めている。
私は、自分の立てた計画が、うまくいくか若干不安になりながらも、ワクワクしている。
無事、新千歳空港に到着!
JR線に乗り換え。
普段車生活の友達は交通系ICを持っていなかったため、切符を買うのにも一苦労。
やっぱ交通系ICは旅には必需品だよぉ
途中、当時まだ建設中のエスコンフィールドの横を通る。
プロ野球大好きな私は大興奮!
オリックスと日ハムが好き♡
友達は興奮する私を完全に無視し眠っている。
札幌に近づくとこれまた昔のファイターズのマークのついた建物が!
室内練習場?
うぉ~またファイターズ!
札幌駅につけば、構内放送で、
「北海道日本ハムファイターズの松本剛です!」と流れている!
うぉ~まつごうだぁ!
ファイターズ色に包まれた札幌に大興奮する。
海鮮丼に舌鼓
さて、やっぱり北海道に来たからには海鮮ははずせないよね~
札幌駅から歩いて二条市場に向かう。
途中あのかの有名な札幌の時計台の前を通る。
がっかり観光地と言われがちだが、そうでもなかった。
緑に囲まれたなかに佇む雰囲気が、いい感じじゃん。
そして大通公園に入る。
なんせ名古屋から来た私たちには、さてどんなもん栄に似ているのか
楽しみだった。
ん~確かに似ている。
テレビ塔から延びる大きな道路に挟まれた公園
でも札幌のが公園が広々していて、お花も咲いていてきれいだな~
名古屋はテレビ塔の周りは改装されて少しきれいになったが、他は自分たちが子供の頃から変わらない、昭和感ありありの感じがどうもダサく感じる。
それが名古屋チックといえばそうなのか。
札幌のが洗練された感じがする。
そんなこんないろんなことを感じながら目的地に到着。
目的のお店の扉を開く
朝10:30にもかかわらず、大盛況で満席だ。
「市場内のお店にご案内いたします!」
名古屋で言ったら、手羽先のやまちゃんのようだ。
こっちが満席ならすぐ近くのそっちの店へみたいな感じか。
店員さんに案内され、市場の中へ向かう
狭い通路を抜けて、お店に入る。
なんと私たちが一番の客のようだ。混雑したところより、静かでむしろラッキーだった。
念願の北海道の海鮮丼!
どんぶりの縁からネタがでろ~んとはみ出ている。
真ん中にでかいカニの足に、でかいボタンエビ。
これで2300円!
めっちゃお値打ちじゃん!
デパートで働いている私は、たびたび北海道物産展に仕事でかかわっているがもう少し高い気がする。
しかも本場札幌!
最高の海鮮丼に満足し、店を出る。
道の向かいに見えたアーケド街に入る。狸小路だ
地下鉄の大通駅に向かって楽しくおしゃべりをしながら、歩く。
ん?市電を渡ったぞ?
なんかおかしくないか?
なんと北に向かって歩いているつもりが、西に向かって歩いていた。。。
はじめ歩いてきた方角から、別の場所の店に連れていかれたので、自分の中のGPSがくるった(笑)
急いで地図を確認し軌道修正
無事、地下鉄の駅に到着!
そんなハプニングがあってもちゃんと思った通りの時間に地下鉄に乗れる自分たちってすごい?
ポジティブに行こう!
次の目的地、羊ヶ丘展望台
駅に地下鉄が入ってきた。
なんとファイターズの選手の写真のラッピング電車だ。
またまた子供のように大興奮して写真を撮りまくる。
そうだ、この地下鉄は札幌ドームのある駅まで行くんだ。
終点の福住駅で地下鉄を降りる。
地元で言えばナゴヤドーム前矢田駅のドラゴンズロードようにファイターズの装飾がされている。
でももうエスコンに移ったらこの駅はどうなるのだろうか。
(今頃どうなってるんだろう)
そこからバスで十分ほどで、羊ヶ丘に到着。さすがに公共交通機関で移動する観光客は少ない。バスも観光客は私たちだけだった。
ザ北海道!という風景に感動!
芝生に放牧された羊さんが愛らしい。
念願のクラーク博士にもご対面。
みんなここでおんなじポーズして写真撮るんだよね。
娘の修学旅行の写真にもあった。
本来なら、ここでジンギスカンでも食べようと思ったが、羊さんのあまりの可愛さに断念
というのは冗談で、朝食べた海鮮丼がまだ消化しきれていなくて、おなかがすいていなかった。
レストランに寄らなかったため、予定より早くバスに乗る
次の目的地は、白い恋人パーク
北海道と言えば、白い恋人、と言われるほどの銘菓だが、
天然記念物のように思われがちな、チョコレート嫌いな私は、食べられない。
戻ってきた地下鉄福住駅で、始発駅のため停車していたファイターズ地下鉄の写真をもう一度撮りまくり、満足して地下鉄に乗り込む。
大通で乗り換え、宮の沢駅に向かう。
地元より、日の入り時間が早い札幌は、15時前なのに夕方っぽい感じがする。
そんな傾きかけた太陽のオレンジ色の光にてらされ、庭園のバラがとてもきれい
せっかく来たので工場見学
バックにBIG BOSS監督のキーフォルダーをつけていたためか、チケット売り場で
「札幌市民の方は割引になりますが」
と言われるw
道民ではないファイターズファンですw
てかバックの反対側にはオリックスのベルちゃんのキーフォルダー
関西人でもない
お昼ご飯を食べていなかったので、おしゃれなカフェでアフタヌーンティー
を楽しむ。
チョコが食べられない私は食べられないものを友達の皿に移動
おいしいものを食べることも旅の醍醐味ってもんだよね
これで空港戻ってラーメン食べるんだぜ
さて、旅もいよいよ終盤、
地下鉄、JRを乗り継いで新千歳空港に戻ってくる。
娘が北海道の僻地の大学に行ってしまったため、
新千歳空港は何度も来たことがある。空港だけで一日過ごせるとても楽しいところだ。
お土産やさんをまわり、お土産をゲット
私は必ずルタオのフロマージュを買って帰る。
あと、北海道産のワインも
そして晩御飯はお目当てのラーメン屋さんへ
ラーメン道場というラーメン屋さんが集まったところがあるんだけど、
いつも混んでいるイメージがあった。
しかし入ってみると、混んでるのは一番手前の店だけだった。
なんだ中は意外とすいてんじゃん。
といっても平日の夕方だけどビジネスマンさんたちや観光客も結構いる。
私たちは一番奥のお店にはいった。
せっかくだから、空港店限定と書かれた、北海道全部のせ
みたいなメニューを頼んだ。
カニにホタテに、チャーシュー等々具がてんこ盛りのラーメン
最高においしかった。
さてそろそろ保安検査を入ろうか
弾丸旅は何と言っても預ける荷物がない、ということが最大のメリットだ。
前回主人とニセコと小樽に来たときは、ピーチで荷物を預けるだけでめっちゃ時間がかかり、格安航空はこりごりだと思った。
ANAなんて自動機で一瞬で終わるのに。
でもまあ荷物がなけりゃ、その点は問題ない。
ピーチのこの最終の時間帯は、成田と中部と関空行きの時間がかぶっていて、めちゃめちゃ人が集中する。
今回は平日だったためまだましで、すんなり保安検査を通過。
前回はバスで移動して搭乗したが、今回はそのまま搭乗できた。
夜のフライトは昼間よりワクワクする。
空港の滑走路のライトもきれいだし、天気がよければ、いろんな街の夜景がとってもきれいだ。
新千歳~中部は室蘭や長万部、函館を通り、日本海側の上空を飛行する。
日本海側の街がとてもきれいに見える。
昼間は、佐渡島も見える。
そして、長野の山を越え、愛知に入っていく。
田舎の愛知も空から見ると大きい街に感じる。
長い一日が終わりに近づき、中部空港に降り立つ。
夜の早い愛知はすでにひっそりと静まり返っている。
ただ待ち構えているのは、到着口までの長い長い通路・・・
さすが格安航空、一日歩き回った身体に鞭打ち、最後の体力を振り絞る
という落ちがある。
初めての日帰り弾丸、札幌への旅、
ほぼ計画通り、無事終了!