改装 厨房バージョンアップ
前回の続き 厨房工事
2024年7月17日
パナソニックの業務用冷蔵冷凍庫を設置することになった。
この日、あいにく体調不良に襲われていた私は、助っ人メンバーに鍵を託して、後から合流することになった。
助っ人の佐々木さんと戸祭さんは午前中の11時に集まって作業を開始。
一方、現場のことが気になりつつも、身動きが取れない私は体調を見て、午後2時過ぎだったか、現場に向かうことにした。
前日、カウンター崩壊の可能性は50%と聞いていたので、足取りは重い。
差し入れのアイスを持って、店の入口に近づくと、笑い声が聞こえてきた。
どうやら楽しく作業しているらしい。
聞くところによると、逐一悲鳴を上げる私が居なかったために、作業が捗ったらしい。
自分の給料を返上して、内装を整えてきたので、わたしにとっては、それぞれのものの値段やそれぞれが組み上がってきた過程や時間や苦労がすべて記憶にあるため、扱いにヒヤヒヤする。
そういう情報をあまり良くわかってない人のほうが、作業は早いだろう。
とはいえ、引越し業者とは違うのだから、家具やモノに傷がつかないように、養生をしてくれたり、丁寧に気を配ってくれるわけではないことを、私は経験上知っている。破損や想定外の修正はつきものだが、なかなか心臓に悪い。
そのくせ、自分の知識や力量の及ばないことが目の前で展開されているので、もどかしいったらない。
二人にアイスを食べてもらいながら、まじまじと店内を見渡すと、分断されたカウンターをみて、あらためて、その巨大さに驚く。
まるで建築物だ。
この日1日で、助っ人の佐々木さんは、3回もホームセンターに走り、その間に私は、また体調が悪化し帰宅を促されつつも休み休み過ごし、私の頭が全く働かず青白いまま、水道工事も冷蔵冷蔵庫の設置も無事終わった。
作業後半には、段々とみんな狂気じみてくるのは毎度お約束。
ろれつは回らないわ、ガラスも割れるし、導線の確保しないまま突然運び出そうとし始めたり、大幅に長さを図り間違えたり。
不思議の国のアリスのMad Tea Partyみたいに、何がなんだかわからないが、笑うしかないモードに。
それでも、なんとか、設置は完了した。
冷凍冷蔵庫の排気は思ったほど熱くもなく、無印の小さな冷蔵庫よりもキンキンに冷えている。
写真では伝わりにくいが、厨房の面積が広くなり、3人ぐらい働けそうな環境になった。
おまけの写真
佐々木典士撮影
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お客さんがこなさすぎてカップボードをつくったときの記録
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