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平日禁酒をしています。

2020年あたま、酔って転んでひどい怪我をしました。これを機に平日禁酒を始めています。やっと1ヶ月成功したので、noteに書いてみることにしました。

私はもともとお酒が大好きで、とくにワインに目がなく、5歳の息子が私に腹を立てたときには「ワインばばあ」と罵倒されるくらいです。ワインであれば一本くらい平気で飲めます。週末を抜きにすると平日はだいたい、平均して毎日ボトル半分くらい飲んでいました。

そんな私ですが、思うところがあり、実は2019年終盤から、ゆるい減酒に挑戦していました。ところが減酒していたにもかかわらず、今回のようなことが起きて、さらに深く反省し、ひとりダルクみたいな気持ちで平日禁酒を始めてみたというわけです。しかしこれが思いの外よい。

食事の時間は短くなるし、息子の勉強にもいい頭のコンディションで付き合ってやれるし、寝落ちする率も下がるので、深夜に仕事が捗るし、睡眠時間も減った(おそらく睡眠の質が良くなった)。風邪もひきにくくなった。つまらないことを言いますが、お金の節約にもなります。

実家ではみんなお酒を飲むので、夕食の時間がやたら長く、それを疑問に思ったことがありませんでした。家族団欒の時間が長いことにはいいこともたくさんあります。けれど、人生の様々な局面では毎日家族と長時間話をするのが無駄になる時だってある。思い返せば大学受験直前の数ヶ月、私は速攻で食事を終わらせ自室に上がっていました。当時はお酒は飲まなかったけど、自分なりに時間を作る努力をしていたのですね。禁酒して初めて思い出しました。

久々に来た食事の時間を短くするブームは、発明かと思うくらいに快適です。理想を言えば、息子の受験を控えた来年秋まではこのままで行きたい。精神的にそれが無理ならせめて3ヶ月は続けたいところです。

とはいえ、あくまで平日禁酒。週末は飲んでいいことにしています。今週は金、土、日と飲んでしまいました。今後は金曜のお酒もやめていきたいな。一方で、平日であってもお祝いの席や、食事会などではなるべくいただくことにしようと思っています。そうした楽しみまでなくなるのはあまりに辛い。ただし食事会もこの一年に限っては減らしていきたいと思っているのだけれど…。

このところ、プライオリティが数ヶ月ごとに変わる。自分の嗜好の目まぐるしい変化を面白く感じている日々です。

#平日禁酒


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杉田千種
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