外出自粛日記 5月16日 フルーツゼリー愛を叫ぶ。
夫が『プロフェッショナル 仕事の流儀』のおうちごはんスペシャルを熱心に見ている。先日の第二弾を一緒に観たところ、大変私好みのお菓子が紹介されていた。新百合ヶ丘の名店・リリエンベルグの横溝春雄さんのレシピ、柑橘類の皮を器に利用したフルーツゼリーだ。「美味しそう!!!!!」もはやそれは絶叫に近かった。
私は飲兵衛だが、お菓子の中で唯一例外的に、どんな時でも食べたいと思っているものがある。ゼリーである。とくにフレッシュフルーツゼリーの類に目がない。
私の大好きゼリー二大巨塔の一つは、静岡・フルフール御殿場のいちごのゼリーとぶどうのゼリー、
そしてもう一つが、言わずと知れた京都・老松の夏柑糖である。
リリエンベルグ横溝さんのレシピは、老松の夏柑糖に少し似ていた。実は去年、夏柑糖の達人である京都在住の知人Kさんにもレシピをいただいていたのだが、ちょっと自信がなくて二の足を踏んでいた。ところが、横溝さんの工程をテレビで実際に見せていただくと、さすがプロと言うだけあり、簡単そうに見える。自分で作ってみようかな、と思った瞬間だった。夫が言った。
「誕生日にこれ作ってあげようか?」
大興奮だった。ご飯を作ってもらったことは数え切れないくらいあるのだけど、お菓子を作ってもらえるのは初めてなのだ。
深夜、私が寝ようと横になっていると、夫がゴソゴソとゼリーを作り始めた。明日が楽しみだ。
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