丁寧な暮らしをあきらめる 後篇
目指せ!ドラえもんのセワシくんの家のような設備
会社を定時に飛び出して、保育園に到着するのはお迎えデッドの18:15。
帰り支度をさせて、徒歩で家に着くのが18:40。
お風呂に入れて(もちろん朝セットしたタイマーでお湯を張っておく)19:10
こんな夕方のバタバタのなかで私を支えてくれる二大調理家電がある。
それが炊飯器とスチームオーブンレンジだ。炊飯器は言うまでもない。「丁寧な暮らしをあきらめる」の前篇にも書いたけれど、時短より、火を使わなくていいということの方がたいせつだ。同様の理由でハイスペックのスチームオーブンレンジは素晴らしい。
朝、材料を切って、なんとなく用意しておけば、お風呂に入る直前、それらを天板に載せてメニューを選び、スイッチを入れるだけで、お風呂から上がるころには主菜が出来上がっている。
こんな具合に。この日はアクアパッツァだった。ちなみに我が家ではスチームオーブンレンジはパナソニックのビストロを愛用している。NE-BS1100という機種。息子が肉が苦手なため、魚が主菜になることが多いのだが、このビストロ、魚調理に長けていて、鯛の塩焼きもまるごとの鯛に塩かけてオーブンに放り込んだら美味しくできた! 本当にありがとうビストロ。ちょうどお風呂はいってる2〜30分でできる魚の献立が豊富でたいへん重宝している。(パナソニックの回し者じゃありません)
そしてご飯を食べさせ、息子が寝静まると私はおもむろに食洗機を回す。マンションに作り付けの食洗器なので、品番は不明。最初はいらないと思っていた食洗機だが、子どもが生まれた後はとにかく助かっている。なにがいいかというと、じつは洗浄機能より、乾燥機能だったりする。カラカラに乾いた食器はすぐに棚にしまえて、衛生的。
食洗機とパラで動かすのが洗濯機。これは3年ほど前のボーナスで奮発して買ったTOSHIBA製のドラム式(品番、あとで追加します)。ドラム式と縦型、じつは洗浄能力は縦型の方が上だそう(私が買った時に調べたことなので、もしかして今はそんなことない可能性もありますが…)。しかし、ドラム式には圧倒的に優れた機能があるのです…それが、乾燥。またかという感じですが、よく乾くしさらにシワになりにくいドラム式の洗濯機は、共働き世帯には本当に便利。
そうやって機械が頑張ってくれている間に、ワインを飲みながら映画やドラマを観るのが、私の至福の時である。
朝のバタバタを支えてくれるのがミキサー。野菜嫌いな息子が、他の果物と合わせてスムージーをつくるとたいていの野菜を嫌がらない。栄養学的なことはよくわからないけれど、緑のものを摂取していると、私の精神衛生上とてもいい。それにパンかおにぎり、タンパク質はチーズかヨーグルトかソーセージ。最初はハンドブレンダーを使っていたんだけど、よりなめらかなスムージーを作るには、ミキサーが向いているよう。これまたパナソニックのMX-X300-Kという機種。ただしハンドブレンダーは、鍋で煮ながらがーっとミキサーがかけられるので、離乳食やスープを作るときにはかなり便利です。プレゼントでいただいたブラウンのMQ535という機種を使ってます。
共働き世帯三種の神器のうちの一つともいわれるルンバは、結婚祝いにいただいたのだが、正直なところ、我が家が狭すぎる&ものが多すぎるせいで、恩恵にあずかれていない。広めのダイニングや和室がある実家では大活躍しているようなので、床面積の大きいおうちの人にお薦めだと思います!
わたしは家電にいっさい興味がなくて、これらはむしろ家電好きの夫がわたしを説得しながらすこしずつ集めてくれたものの数々。それぞれ値段は張りますが、毎日使うことを考えると、本当に買ってよかったものばかりです。そして渋ちんの私にうんと言わせてくれた夫、ありがとう。
いつかドラえもんのアニメで観た、未来のおうちには、自動で食事を作ってくれるレンジみたいのがあった。自動で掃除をしてくれるロボットも(ルンバじゃん!)あった。まだまだその時代は通そうだけど、家電業界に目を凝らしていると、驚くべき新機能がついた製品がリリースされることもしばしば。
少しずつ未来化していく家電を楽しみながら、自分の生活を助けてもらおうと思っています。