外出自粛日記　5月11日　夕食当番

本格的な連休明け。収録を明日に控えた夫は忙しそう。新人さんから原稿がチラホラ届く。どれも素晴らしい出来。感染者数が減ってきているのもあいまって、なんだか前途を少し明るく感じた月曜日。

朝、通院ついでに、スーパーに寄ったらがらがらだった。ずっと台所に立ってくれていた夫に代わり、今日は1週間以上ぶりに夕ご飯当番を買って出ようとおもっていたので、材料を買う。お昼はお蕎麦にしようと天ぷらを買って帰ったら、私が別のことをしている間に、仕事の隙間時間を使って夫がお蕎麦を茹でてくれた。チームワークがうまくいっている。

作家さんと連絡をとりつつ、夕飯の支度。夫の作る栄養バランスのちゃんとした食事とは対照的な私の献立は、今日は冷しゃぶサラダ。レタスのうえにトマトを縁取って、そのなかにドーンと茹でた豚肉を置いた。それでも、食にあまり興味がなくポン酢味の肉が好きな息子はすごい勢いで食べてくれ、夫も久々の「人の作ってくれたごはん」を堪能してくれたようでよかった。

食後は息子が、もう何度観たかわからない『スパイダーマン　ホーム・カミング』を夢中になって観ていたせいで、寝かしつけるのが遅くなってしまい反省。このシリーズ、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズとノリが全然違うけれど、新世代の息子は断然こっちの方が好きだそうだ。ヒロイン像も真逆というくらい違う。本当に優れたキャラクターは時代を簡単に超えるんだな、ということを改めて思う。

遅くなったため読み聞かせはなし。スパイダーマンを最後まで観られた満足感で、息子も文句を言わなかった。