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「これからもずっと不調」という自分自身への決断。からの。

自分の機微から飛躍しない100日ドリル 23



さて、昨日の続きで今日も書いてみよう。

自分の抱える、別にありふれたような不定愁訴や心身の不調から、途方もなく長期的で不健全な発想の飛躍があることを認識したのだった。
私はおそらく20代から、自分の生活習慣と人間性をジャッジして「こんなにも怠惰な人間だから、これからもずっと不調を抱えたまま生きて行くしかない」なんていう無意識下の判断、いや「決断」を自分の感覚に残してきたのだと思い出されてきた。これは立派な自己否定だ。

無意識下で、長期的で不健全な決断(これはおそらく人間関係にもめっちゃやってた)を自分に下し続け自己否定してきた私は「自分の機微を○○するドリル」に取り組み、感じることを取り戻そうとし、小南奈美子著『病は気から・NEW APPROACH』にあるワークを進めるうちに、「病」は自分の状態を表現する「サイン」だと素直に感じられるようになってきた。

「風邪」というサインが出たら、身体を休めて温める。お腹の調子が悪ければ、食べ方に気を付けてお腹を休めて温める。基本的に身体も心も調子が悪ければ、自分が自分を休めてあげて、あっためてあげるっていうのが行動としての「病」の治癒の方法だろう。
単純に、サインから受け取る「今」の自分の状態をよく見て、必要なことを自分で与えてあげるということ。

今回、その向こう、休めて温める行為の先であり、基だ!
ナミさんのワークと、あとインスタで大人気のボウズ鍼灸師さんが口をすっぱくして伝えてくれていることがピシッときた。

その不調はあくまでも「サイン」で、身体や心の「病」として自分に気づきをもたらしてくれるためのものであり、休ませて温めるってことの本質は「なぜサインを出して休ませてあげなければならない自分なのか」を顧みて、それを癒してあげるんだってこと!そーだ!そーか!

鍼灸師ボウズさんは、心身の不調は「気が乱れているサイン」で、そんな時は「外面やマジメをゆるめて自分をのびのび楽しむ」そうすれば「気が整って不調は必要なくなる」そういう言いまわしで伝えてくれていてとても聞きやすい。
例えば食養の考え方にハマってガチガチだった頃がある私としては、甘いものを沢山食べてしまう時のどうしようもない私にすごく罪悪感と自己嫌悪があった。今度こそ良い生活習慣を身につけたいと固く思ってはまた暴食を繰り返し、調子を崩し、自分を責めるといういわばよくある系の悪循環を持っていた。不健康な自分が、自分の理想とする自分と違うことが許せなくて嫌いだった。

でもそんな時は「いっぱい食べたねー、美味しかったね!たくさん食べないとゆるゆるできなかったのね。ちょっとがんばりすぎちゃったんかな?ここ最近の自分を振り返って、やさしくいこうじゃん。」ってさちこちゃんとお話すればいいだけなのだな。

自分の不調の基にについて書いていくと「自己否定」「自己嫌悪」「罪悪感」「許せない」というマイナスのマインドが浮き彫りになっている。
ナミさんのワークは、病の基になるこのマインドから生まれるマイナスの「気」を、ゼロにする取り組みだ。このワークを進めることが直接プラスの気を生む行為ではない、とナミさんはいう。

「マイナスの気」がゼロになる。雲間が晴れたら、自然と光が差し込む。それが自分がもともと持つエネルギーなのだな。

ドリルすることで自己否定がなくなったり、ワークすることで不調が必要でなくなったりすれば、私になんかすごいことが起こるんじゃないの??ってはじめは思ってた。
恭平さんみたいにすごい作品を作れるようになったり、それが当たってお金がいっぱい稼げたり、有名になったり、思いもよらない素晴らしい未来が待ってるんじゃないの?!って、期待してたことをここに白状します。てへぺろ。
ナミさんは期待すること自体がコントロールしようとすることだから気をつけましょう、って書いてて、そうですね、ふむふむ、なんて思ってたけど。えーだって、プラスのエネルギーでしょ、才能が開花しちゃうんじゃないの、私の隠されたすんばらしい能力が~~期待しないってどういうこと~~ってなってました。ぺろ。

でも、なんか、カチッときたで。
雲間が晴れた時にいるのは、ただの、自分じゃん。
どんな自分に会えるのか楽しみにしよう。
もしかしたら、「自分とか、ないから」ってなるかもしれんし。

ウキウキ。おわり。


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