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お皿洗いから学び続ける私のぼやき

結婚して間もない頃、夫とのお皿洗いを巡るすれ違いがとても気になっていました。
私たちの家庭では、私が料理を作り、夫が食後の洗い物をするという役割分担を一応決めていたんです。
でも、現実には夫がその役割を果たさないことが多くて、正直イライラすることもありました。

例えば、私が家を留守にしていて、夫が家で過ごした日。
私が帰宅する時間が分かっているはずなのに、シンクには洗い物が山積みのまま。
そして、そのまま何事もなく会社に行ってしまう。
私からすると、「少しくらい洗ってくれたらいいのにな」と思うのですが、彼にとっては特に気にならないようです。


【心境の変化】

結婚当初、こうしたことは本当に気になっていました。「どうして私ばかりが気にしなきゃいけないの?」と不満を抱えることも。
でも、最近では、そんな状況にも心の余裕を持てるようになりました。
今では、夫が洗い物をしないことがあっても、「まあいいや、私が洗おう」と思えるようになったんです。

その理由の一つは、夫が別のところで頑張っていることを感じられるようになったからです。お皿洗いをしない彼ですが、仕事では一生懸命に頑張ってくれている。
その努力を目の当たりにすると、家事の細かいことで責めたり不満を持つのが無意味に思えてきました。


【結婚生活の面白さ】

結婚生活は、当初抱いていた「こうあるべき」という考えが少しずつ変化していくものだと実感します。
結婚当初は自分の価値観が中心でしたが、時間が経つにつれて、相手の考え方や行動を受け入れられるようになりました。
それは、相手の短所を許容するだけでなく、相手の別の努力や頑張りに目を向けられるようになったからだと思います。

お皿洗いという小さなことから、私たち夫婦はたくさんのことを学んできました。
そして、夫婦生活は「完璧な役割分担」ではなく、「お互いを補い合うこと」なんだと気づかされます。

これからも、そんな気持ちで結婚生活を楽しんでいきたいと思います。

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