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職務経歴書やりがちなミス3選

本日は、職務経歴書でやりがちなミスについてお話ししたいと思います。


一つ目は、ズバリ「詰め込みすぎ」。

最近、コンサルした際に拝見した職務経歴書。コンサルに来てくださった方には申し訳ないですが、見た瞬間に、見る気持ちの失せる文字の羅列。10枚にわたる大作でした。自分のキャリアについて、熱を込めて語ってしまう気持ちはわかります。でも読む人の気持ちを考えましょう。自分が、職務経歴書で「何をつたえたいのか」。そこの見極めが必要となります。

例えば、これまでの職務経験が多岐にわたるとします。営業、経理、マーケティング、いろいろな仕事をしてきました。その時に、すべての仕事を同じ分量書いては行けません。次の仕事で求められる内容、もしくは必要となるスキルが一番よく伝わるように書くのです。

時には、一部のキャリアをバッサリと切り落とすことも必要です。目安の枚数としては最大3枚。それ以上は書きすぎです。

二つ目は、ズバリ「説明不足」

自分のキャリア説明できますか。初めて聞いた人がスッと理解できる内容になっていますか。ただでさえ、人間は思い込みの動物です。自分の説明が足りているか、言葉足らずになっていないか、他の人の目も借りて確認しましょう。

例えば、「私は業務改善が得意です」と書いたとします。読んだ人は、具体的にはどういうことなのか全くわかりません。「でも経歴書にはXXXと書いてあるので、わかると思います」とたまに言われるのですが、面接官は、あなたの職務経歴書と履歴書を突き合わせて確認する時間はありません。あなたの職務経歴書は、初めて読む人が飛ばし読みしたとしてもはっきりと訴えかけるように練らなくてはならないのです。

三つ目は、ズバリ「インパクト不足」。

最後は、一番大切な要素です。もう一度、自分の職務経歴書を見てみてください。読んだ時に「自分らしさ」を感じますか。もしかして他の誰かが使い回しできるような「いい子ちゃん」の職務経歴書になっていないですか。バランスの良さは大切ですが、読んだ人の心に残るスパイスを効かせましょう。

例えば、「私はXXXで成果を上げました」と書くよりも、「私のキャリアスタートは挫折の連続でした。でもXXX」と書いた方が読む人の興味を引きます。そして望むべくは自分の職務経歴書にあだ名がつくといいですね。「あ、業務改善マスターのXXXさんね」とか部活をやっていたのであれば「ラグビーのXXX君ね」というような感じです。そうすれば、先行する人の脳裏に刻まれるはずです。唯一無二の自分をしっかりとアピールしましょう。

今日のまとめ:職務経歴書のやりがちなミス3選。その1、詰め込みすぎ、その2、説明が足らなすぎ、そしてその3、インパクトが無さすぎ。

自分のセールスパーソンとして、転職先に一番に切り込んでくれる職務経歴書。磨き上げて、書類通貨を目指しましょう!

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