
学生にオススメの旅先:常夏の国「タイ」
エキゾチックな風景と豊かな文化が共存するタイは、親日国としても知られ、多くの日本人旅行者に愛されています。
今回は、学生のひとり旅にぴったりな、タイの魅力を3つのポイントに分けてご紹介します。
オススメ①:旅人に優しい物価
近年の円安の影響もあり、海外旅行を避けている人もいるかもしれませんが、タイは他の国に比べてまだ安いといえます。

例えば、地元の人向けの飲食店では、ランチが1食約60~80バーツ(約250~330円)で楽しめます。
また、バンコクにはバックパッカーの聖地と言われる「カオサン通り」があり、気軽に泊まれるゲストハウスが多く、1泊300バーツ(約1,000円)〜500バーツ(約1,800円)前後で利用できます。さらに、夜になると、通り自体がクラブのような雰囲気になり、旅人が集まってくるのも旅を面白くしてくれる要素です。

オススメ②豊富な観光地
タイには首都バンコクだけでなく、チェンマイやプーケットなど、様々な魅力的な都市があり、観光スポットも豊富です。国内には38,000以上の寺院があり、有名なバンコク最古の寺院「ワット・ポー」や、エメラルドの仏がある「ワット・プラケオ」など、見応えのあるお寺もオススメです。
そのようなお寺を巡るのも良いですが、少し変わったアートスポットとして「タラートノイ」をご紹介します。

タラートノイは、タイ語で”小さな市場”を意味し、バンコクのチャオプラヤー川沿いにある古い街並みです。ここは中国とタイの文化が融合した地域で、古い家々や地元の暮らしが見られます。いくつもの路地に入れば、至る所に描かれたストリートアートを楽しむことができ、アートと人々の暮らしが垣間見えます。

また、カフェやレストランもあるので、ゆったり過ごすのもオススメです。
オススメ③一年中気候が温暖
旅の準備で大変なのが持ち物の量ですが、年中温暖なタイなら、Tシャツや軽装で十分です。荷物が嵩張らず、バックパック1つで気軽に旅ができるのが魅力の一つです。さらに、この温暖な気候を活かして、タイでは季節を問わず様々なアクティビティを楽しむことができます。

南部のプーケットやクラビでは、白い砂浜と青い海が広がるビーチリゾートでリラックスした時間を過ごせます。シュノーケリングやダイビングが盛んで、美しいサンゴ礁やカラフルな魚たちとの出会いが待っています。また、ビーチでのサンセットウォッチングもロマンチックなひとときです。
最後に:旅をより安全に楽しむコツ
タイは比較的安全な国ですが、ひとり旅をする際には基本的な安全対策を忘れずに行うことが大切です。特に貴重品の管理には注意が必要です。外出時には財布やパスポートなどを分散して持ち歩くか、ホテルのセーフティーボックスに保管するなどして、盗難のリスクを減らしましょう。また、タイの文化や習慣を理解し、地元の人々を尊重することも、トラブルを避けるために重要です。
タイ国内の移動手段として、バンコクのBTS(スカイトレイン)やMRT(地下鉄)は非常に便利です。これらの公共交通機関は、安全で快適に利用できるうえ、バンコク市内の主要観光スポットを効率よく巡ることができます。また、タクシーやトゥクトゥク(バイクタクシー)の利用も可能です。ただし、タクシーを利用する際にはメーターを使っているかを確認し、トゥクトゥクの場合は事前に料金交渉をすることが大切です。こうした交通手段をうまく活用することで、移動のストレスを軽減し、旅をより楽しむことができます。
まとめ
タイは学生のひとり旅にぴったりの、魅力あふれる国です。地元の飲食店では安くて美味しい食事が楽しめ、ゲストハウスも手頃な価格で利用できます。カオサン通りでの旅人との交流や、タラートノイでのストリートアート鑑賞が、旅をさらに楽しいものにしてくれるでしょう。
ぜひ訪れてみてください。