宝塚記念
こんばんは、スギモトです。
note毎日投稿130日目です。
本日6月27日は、阪神競馬場で宝塚記念が行われました。
上半期の総決算とされる宝塚記念は、芝2200mのG1レースで1960年に創設され、今年2021年で第62回目を迎えます。
宝塚記念は、ファン投票で出走馬を決めるグランプリレースです。
現在これにあたるのは有馬記念と宝塚記念の2つだけです。
自称ウマ娘大好きおじさんのスギモト的に、納期に追い込まれていても目を背けることができないレースです。
僕が最も好きなレースは、2013年から2015年の宝塚記念です。
長年のファンの方からしたらベタすぎてつまらないと思うかもしれませんが、僕はやっぱりゴールドシップが大好きなんですよ。
ゴールドシップの宝塚初挑戦となる2013年は、投票1位の三冠馬オルフェーヴルがケガで出走回避、同世代のジェンティルドンナ、フェノーメノとの3強対決となりました。
レースではスタート直後から4番手の好位につけたゴールドシップが直線で一気ごぼう抜き、3馬身半の勝利を果たします。
続く2014年は、追い込み馬であるゴールドシップには珍しく、スタートから4.5番手の高位置につけます。
高位置につけたゴールドシップは、最終直線で最終直線で一気に前を抜きさりスマートなレース運びで快勝します。
普段のゴールドシップを知っているファンを驚かせました。
そして宝塚記念三連覇の期待がかかった2015年、ゴールドシップは伝説となります。
昨年につづいて人気投票1位、単勝1.9倍の1番人気です。
ファンはいまだ成し遂げられていない平地中央競馬の同一G1三連覇という偉業に大きな期待をよせていました。
レース当日、そんなファン達の前で悲劇が起こります。
元々ゲート難であったゴールドシップが意外とスムーズにゲート入りし、胸をなでおろしたのもつかの間、スタート直前に立ちあがりゲートに蹴りをかます大暴れを始めました。
ゲートが開くと同時に立ちあがっていたゴールドシップは10馬身以上出遅れ、そのまま15着となった。
未だに細江純子さんの悲鳴を覚えています。
このレースで、ゴールドシップに賭けられていた総額約120億円とされており、120億円を紙切れにした馬として我々ファンの記憶にその伝説を刻みつけました。
どこの業界にもエンターテイナーは存在します。
芸能界、スポーツ界、政治界、など様々な業界がありますが、競馬界のエンターテイナーは間違いなくゴールドシップです。
既に引退しているにも関わらず、未だに我々の記憶に強く残っています。
願うことは1日でも長く長生きしてほしいです。
そして、今回の宝塚記念もドラマがありました。
デビューから無敗7連勝でのグランプリVを狙った新星レイパパレの一着が有力視されていましたが、1番人気クロノジェネシスが最終直線で他馬を置き去る末脚で優勝。
昨年の宝塚記念→有馬記念に続くグランプリ3連覇を達成しました。
そして一着のクロノジェネシスは、秋に凱旋門賞へ向けて海外遠征を行うと発表しました。
楽しみでしかありません。
今後の展開に期待しながら、詳細を待ちたいと思います。
さて、宝塚記念の熱も冷めませんが、仕事が溜まっています。
いい加減仕事に戻ります。
それではまた明日。