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【第二弾】GW積読消化しようぜって話
こんばんは、スギモトです。
note毎日投稿73日目です。
連休2日目、本日も消化した積読を紹介していきます。
今回は西尾維新先生作、掟上今日子シリーズ第8作「掟上今日子の退職願」です。
こちらは「おきてがみきょうこ」と読みます。
西尾維新先生と言えば「物語シリーズ」や「戯言シリーズ」が特に有名です。
その作風は言葉遊びや毒を交えての会話がどの作品においても大きなポジションを占めるといったスタイル。
本人は「台詞こそがキャラクター」という感覚を持ち、見た目の描写より喋る内容を重視しているそうです。
また作品中には「個性を発揮させやすい」という理由から女性が多く登場し、そのことについて「女性はキャラクターとしての装飾(ファッションなど)が男性より圧倒的に多いから」と述べています。
西尾先生の独特なテンポとボケ・ツッコミは一度味わってしまうと、どハマりすること間違いありません。
本作の主人公「掟上今日子」は置手紙(おきてがみ)探偵事務所の所長であり探偵です。
生年月日不明。自称:25歳。総白髪で眼鏡をかけた美女。1日で記憶を失う(前向性健忘症の一種とされる)ため、機密性の高い事件に向いており、「最速の名探偵」「忘却探偵」と言われています。
記憶を失う瞬間は厳密な24時間後ではなく、今日子が眠った瞬間に消えます(睡眠薬等で強制的に眠らされた場合も同様)。
目が覚めると自分の名前や職業すらも忘れている為、記憶のバックアップ機能として、手足や腹には自分自身の情報や事件の内容が、彼女自身の手によりマジックペンで書かれており、また事件解決に必要とあらば何日でも徹夜することも辞さないプロ根性。
また、1日以内だと記憶力は非常に優れているスーパーウーマンです。
本作の第1巻以降の一部作品における語り部、隠館 厄介(かくしだて やくすけ)は25歳、身長:190センチメートル以上という恵まれた体格が特徴です。
冤罪体質で、幼い頃からなぜか数多くの事件に巻き込まれ、なおかつ犯人と疑われるため気弱な性格になってしまっているが、悪い事や嘘を吐く事が出来無い性分。
防衛策のため、様々な探偵に助けを求め続けており、今日子はその中の1人。
また就職にも困り職場を転々としている本作のかませ犬というか残念担当です。
今日子に好意を寄せているが、彼女に依頼するたびに「初めまして」と挨拶されることに毎回少なからずショックを受ける残念っぷりです。
このように面白そうな設定がマシマシな上に西尾先生が紡ぐ言葉遊びや個性豊かなキャラクターが多数登場します。
スギモト的に面白い要素しかブチ込まれていないので、掟上シリーズ1作目の備忘録が書店に並んだ時点で即購入しました。
併せて「物語シリーズ」にもハマってしまい当時はお財布が悲鳴を通り越して阿鼻叫喚でした。
自粛GWで時間を持て余しているという方、この機会に西尾維新ワールドへと足を踏み入れてはいかがでしょうか。
ちなみに西尾先生作品は多くが映像化されています。
「物語シリーズ」「戯言シリーズ」はアニメ、「掟上今日子の備忘録」は主演新垣結衣さん・岡田将生さんでTVドラマ化しています。
書籍を購入する前に映像作品で西尾先生の世界観を確かめるのもアリですね。
皆さんの自粛が楽しくなる作品の一つになれば幸いです。
いつか西尾先生について更に深く語れればと良いですね。
それでは明日から連休の方が多いと思いますので、日頃の疲れをリフレッシュしましょう。
それではまた明日。