劇場版名探偵コナン100万ドルの五稜星 感想
Hallo!
さっそく公開日に見てきたので、感想を書いていきたい所存です。
ネタバレを存分に含みます。
コナン映画来歴
本題に入る前に軽く自己紹介します。
コナンを好きになったのは小学3年生の頃ですが、
実際に劇場に足を運んで映画を見るようになったのは「純黒の悪夢」からです。
拳以前の劇場版はどの作品も5回以上は見ています。
好きなキャラクターは諸伏高明と白馬探で、好きなエピソードは
「そして人魚はいなくなった」、「揺れる警視庁 1200万人の人質」です。
歴代映画の個人的評価は以下のとおりです。個人の好み強めです。
SSS:瞳
SS:天国>摩天楼>14番目
S:漆黒>鎮魂歌>ハロウィン
A:ベイカー>魔術師>十字路>異次元>純黒>ゼロ>魚影
B:難破船>陰謀>銀翼>から紅>紺碧>15分
C:拳>楽譜>向日葵>絶海>ストライカー>弾丸
総合的な評価は「瞳の中の暗殺者」が一番ですが、
一番好きな作品は「探偵たちの鎮魂歌」です。
最近の映画では「ハロウィンの花嫁」が一番好きでした。
過去の映画の感想は気が向いたらおいおい書きたいと思います。
100万ドルの五稜星 感想
本題に入ります。
まず、総合的な評価はA-〜B+です。
登場人物が多く、さまざまな事件が同時進行していたので話を理解するのが
大変でした。終盤にそういえば殺人事件が起きていたなと思い出すくらいです。
あと名前が覚えづらかった。
サービスシーンも盛りだくさんでコメディとシリアスが交互に来るので、
感情が大忙しでした。紅葉と伊織のシーンはとても可愛らしく、
一息つくのに良かったです。
とにかく情報量が多く、話を整理するための時間が足りなかったです。
全体的に尺不足を感じました。
菅野祐悟さんの音楽は今年も素晴らしかったです。
今作はモダンな雰囲気を感じました。
今年は「キミがいれば」が流れなくて悲しかったです。
まじっく快斗の登場人物が出てくるとのことで
白馬探の登場を期待していたのですが、彼が出てくる隙はありませんでしたね。
白馬探(本物)を劇場で見る機会は今後あるのでしょうか。
まじ快映画化お待ちしております。
声優
今年のゲスト声優は大泉洋さんでしたが、思ってた以上に馴染んでいました。
本人の主張は強かったですが、演技に違和感は覚えませんでした。
劇場版キャラクターはめちゃくちゃ聴いたことがある声なのに
声優の名前が出てこなくてずっとモヤモヤを抱えながら視聴していました。
土方歳三が津田健次郎さんなのは途中で気がつきましたが、
松岡禎丞さんはエンドロールまでわかりませんでした。
今年もまたアイマス声優が!
去年の映画も村瀬歩さんの名前が出てこなかったので、
声を覚えるのが苦手なのかもしれません。
アクションシーン
今年もそれはないだろとツッコみたくなるような内容でしたが、
それを含めて楽しむことがすでに様式美になりつつあります。
飛行機の上での戦闘は観覧車を上回るほど頭がイカれていると思いました。
ロープウェイ然りバランス感覚が良すぎます。
アクションシーンは作画も気合が入っていました。
その代わり他のシーンでところどころ怪しい部分も多かったですが。
やはり制作現場は忙しいのでしょうね……
個人的には冒頭の平次vsキッドが一番好きでした。
剣道の名手である平次の良さを最大限に生かしていてとても良かったです。
秘宝について
謎解きパートは面白かったです。
土方歳三に詳しい紅葉ちゃんは一体何者なのでしょうか。
和歌に強いということ……?
隠された宝がしょうもないというのは予想していましたが、
まさか暗号機だったとは思いませんでした。
確かに情報は戦況を変えるのに最重要な要素の一つですね。
私はエニグマとチューリングマシンが出てきたことにテンションが上がりました。
ぜひイミテーションゲームを観てください。
ただ、コナンと平次が新幹線のスタンプラリーをきっかけに謎を解いた経緯は
全くわかりませんでした。それがなくても気付けただろ絶対。
それにしても阿笠博士は天才ですね。
一体何時間であれほどのものを用意したのでしょうか。
ED後
今作の1番の見どころとしてはやはり工藤優作と黒羽盗一の双子設定です。
いやいやいやいや、異次元の狙撃手に味を占めまくってますやん。
ラスト5秒に全てを詰め込むの辞めません?
沖矢昴=赤井秀一は昔から噂されていたのでただのネタバラシでしたが、
今回は完全に新規の設定だったので、マジで度肝を抜かれました。
ナイトバロン=黒羽盗一というのは確かに納得です。
新一と快斗の顔が似ている理由が単なる作者の手癖ではなく、
正当な理由づけを行ったんだな〜という感じですが、
一体いつから構想していたんでしょうか。
来年の予告
私はこの時をずっと待ち侘びていました。
長野県警もとい諸伏高明が劇場版デビューするこの瞬間を。
雪山が出てきた時点で確信しました。
今年の舞台である北海道がないとすれば、選択肢は一つしかありません。
冬の長野でどんな事件が起きるのか非常に楽しみです。
スコッチ関連になるのでしょうか?
安室透と諸伏高明の邂逅もあり得そうです。
山村警部を出すために山梨と長野の県境で事件が起きるにベットしておきます。
あと、蘭ちゃんが三国志オタクなので新蘭要素もあると嬉しいです。
近年の傾向を見るに、監督は立川譲監督、脚本は櫻井武晴さんでしょうか。
長野県警メインということもあり、謎解き要素が多くなりそうで嬉しいです。
来年の予告を見るためにあと2回くらい劇場に足を運びたい気分です。
来年の映画は少なくとも3回は観に行きます。
ということで100万ドルの五稜星の感想でした。
Tschüss!!