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僕と宮崎駿監督との考えの違い。
僕と宮崎駿監督との考えの違い。
「僕は『幸せ』になりたい。
だから、皆んなを『幸せ』にする。」
これが僕の今の原動力になっている。
しかし、宮崎駿監督はこの考えは間違っていると動画で言っている。
では、なぜ「自分が『幸せ』になりたい」というのが間違いなのか?を説明してほしい。
しかし、宮崎駿監督はキチンと説明出来ていない。
それでは、宮崎駿監督が言いたい事が分からない。
そこで、時間をかけて考えていました。
宮崎駿監督の漫画である「ナウシカ」を思い出していました。
ナウシカは平穏で豊かな世界の一員として暮らしかけます。
しかし、それは虚像の世界であり、そのような世界で生きていく事をナウシカは拒絶します。そして、また戦いの世界に戻って行きます。
ナウシカはどのような世界を目指していたのでしょうか?
漫画ではその事は書かれていません。
僕なら、平穏で豊かな生活の出来る世界で生きて行く事を選ぶでしょう。
僕の最終目的は『幸せ』になる事なので…。
ナウシカは巨神兵の体から出す毒によって衰弱をして行きます。
しかし、巨神兵を導こうとします。
また、過去の高度な技術を破壊する事をナウシカは行います。
この破壊は宮崎アニメでも壊れたロボット兵や壊れた戦闘機などでも出てきます。
ここが僕には宮崎駿監督が何を言いたいのか?が分からない所です。
宮崎駿アニメを見ていると平家物語の序文を思い出します。
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅翔樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。」
宮崎駿監督も学生時代に学んだはずです。
分からないのだよね。
壊れたロボット兵器や壊れた戦闘機の映像が…。
その事に関しては「君たちはどう生きるか」で答えが出るものと思っていました。
しかし、分かりませんでした。
宮前駿監督は「自分が幸せになるために生きているのではない」と断言しています。
「鼻から血が出てくるぐらいの苦しみを感じて、それで生きていく事を実感する」と言っています。
それが分からない。
宮崎駿さんが次回作を作る気があるのなら、その点を教えてほしい。
そう思います。
バイ。
川影杉雄