【オンラインアシスタント】時給制なのに作業時間が計上しにくい職場(B社の場合)
*このお話は私が実際に体験した実話ですが、特定を防ぐため、若干ぼかして書いています。
ネットで「オンラインアシスタント 募集」、「オンライン秘書 募集」と検索すると、オンラインアシスタントを募集している会社や人を見つけることができます。
今回のB社もその流れで目にした会社で、規模は小さいものの、公式HPもしっかり作られていて安心感がありました。
しかしその安心感は、見事に不信感へと変わった...。
今回はそんなお話です。
1.公式LINEへ登録
B社の公式LINEへ登録するとお仕事情報が流れてくるので、それにメッセージして応募するという感じでした。
もちろん、応募の場合はB社の登録が必要なので、履歴書提出→Officeソフトを使ったテスト→面談という流れで進みました。
面接官はB社社長!(以下、B社長)
とても緊張しましたが、特段難しいこともなく和やかな雰囲気で進み、無事登録させていただくことになりました。
2.応募した仕事とは
あるファッション系企業の事務局対応で、主に以下のような業務。時給1,000円。
これまでもオンラインアシスタント業務として経験もあるので、全く不安も無く、スムーズに進むと思い、ワクワクしていました。
しかも、ファッション系とか、私とは全く無縁の世界が広がっていそうで、楽しそう!
3.業務開始!
クライアントの業務担当の方は3名ほど。
業務のやり取りはLINEで行いましたが、チャットから、皆さんとても人当たりが良さそうな雰囲気。かなり安心しました。
これまで業務はB社長が担当されていたので、私が引き継ぐ形になるとの事。
実際に引き継ぎ開始して、クライアントの3名から次々と依頼があったり、こちらからの質問にバシバシ回答いただいたり。
LINEの場合メッセージが流れてしまうので、状況を把握・管理するのにとても苦労しました。
PCでLINEを見る方法もあったのですが、当時私は知りませんでしたし、気づきもしませんでした。
スマホでチマチマチェックしていたので、見づらかったです。
後になって、「不便に思ったら、ネット検索すべし」ということに気づきました。
不便・お困りごとは、私以外にも感じている人はたくさんいるはずですからね。
マニュアルもある程度整っていて、比較的スムーズに引き継ぎは進んでいきました。
しかし、細かな箇所はどうしてもB社長に伺いながら対応が必要な状態がチラホラ。
その時私は特段気にもせず、業務はもちろん、B社長と業務について相談した時間も報告書に記録していました。
4.想像していなかった計上方法→不信感
B社長から「なぜこんなにたくさん業務時間を記録(計上)しているのですか?」とLINEにメッセージが。
業務にかかった時間は当然記録ですが、B社長と引き継ぎについてチャットし、そのまま業務に着手した時間も当然記録しました。
「私との引き継ぎの場合は、記録しないでください」
記録したのは月にトータル1時間くらいですが、それは仕事じゃないの?
契約書には特段このあたり記載は無かったのですが、私はB社長との引き継ぎ時間も業務の一環と思っていました。
しかし、B社長はそうでは無い認識。
「マニュアルに無く、業務に必要なことを確認するためにB社長とチャットしているので、記録した」と説明しましたが、「それはクライアントに請求できないため、認められない」と言われてしまいました。
業務自体、私の知らない世界を知ることができて面白かったですが、B社長の考えが理解できない。
この業務がうまくいって、他のクライアント業務も任せていただきたいと思っていました。
しかし、今回の業務時間の記録問題はもちろん、他業務でも同様の問題が発生すると思い、私はB会社で仕事をさせていただくことはできないと判断しました。
申し訳ないと思いつつ、引き継ぎの途中で登録解除のお願いをし、業務は引き続きB社長が対応されるということで、円満に契約解除できました。
(と思っているのは私だけかもしれませんが)
5.B社を通じて学んだこと
「社内での引き継ぎは計上しない」
これは契約書には書いていないし、これまでの私の経験から当然「記録=報酬」と思っていましたが、それがNGというパターンもあるのだと知りました。
それ以降、オンラインアシスタントの会社へ登録する時には、社内での引き継ぎ時間も記録(計上)して良いか、必ず確認するようにしています。
私の常識や経験が、相手にとっては非常識だったという例でした。