先端的YouTube戦略「チャンネル内番組」とは。
YouTube戦略は大手企業からも
学べることがたくさんあります。
たとえばオンライン証券大手の松井証券。
公式・サブを合わせて約45万人の
登録者数を誇る同社のチャンネルでは、
●M-1グランプリ2020王者「マヂカルラブリー」
を起用した「資産運用!学べるラブリー」
●経済アナリストの森永康平さんなど
「史上最強の投資家軍団」に芸能人が
ガチ相談する「予約の取れない株相談所」
●パチンコ・麻雀の勝負師たちが
FXで億り人を目指す「最速で億れるFX」
などの「チャンネル内番組」が展開されています。
若い層にはまだ敷居が高いと思われている
証券会社を親しみやすくしようと
このような取り組みをしているわけですね。
狙いはそれだけでなく、
政府が貯蓄よりも投資を推奨したことで
世代を問わず投資初心者にわかりやすく伝える
ということもあります。
これほど「自社動画メディア」を育てた背景には
「テレビ離れ」があると私は見ております。
見られなくなったテレビにCMを打つより
その予算をYouTubeに注ぎ込んで
チャンネルを育てるほうが得策だ、と。
実際、この戦略が奏功し、
松井証券は口座開設者も取引額も
増加の一途をたどっているようです。
これを私たちは小規模で行えば良いのです。
たとえば菅谷式で一日3本YouTube動画を
投稿するとして、そのうちの1本は
何かのコーナーを設けて配信する。
これなら規模は小さいながらも
チャンネル内番組となりえます。
こうした企画があると
投稿内容のマンネリ化を防げますし、
そのコーナーのファンもできて
ロイヤリティが高まる効果も期待できます。
もちろん、LINE登録してくださった方には
見込み客用の限定配信を充実させることも
必要です。
松井証券も、証券口座を持っている顧客用の
限定配信を充実させています。
「ウチは大手じゃないから」
「ウチは証券会社じゃないから」
と思わず、大手や他業種の事例も
「ウチでどう活用できるか」という視点で
チェックしてみてください。
それが御社の業績を大きく飛躍させる
きっかけになるかもしれません。