吉本興業「初代桂春団治」100年戦略+「菅谷祭2022」。
最近は仕事の勉強の一環として
移動中はYouTubeでお笑いの
動画ばかり見ています。
戦前の上方落語界のスーパースター、
初代桂春団治。
所属していた吉本興業は
「寄席に客が来なくなる」と
落語家のラジオ出演を禁止。
それにもかかわらず、
春団治は独断で大阪のラジオに
出演していました。
吉本興業は春団治を謹慎処分に。
ところが、このラジオ放送の結果、
逆に春団治人気が高まり
寄席に客が殺到しました。
吉本興業はこの件をきっかけに、
ラジオに芸人を積極的に出演させ、
寄席の集客を増やす戦略を
進めることになりました。
それ以降も、劇場の運営だけでなく
アイドルのプロデュース、
映画の制作など活動の域を広げ
吉本興業は100年続く企業へと
成長したのです。
その源泉は、春団治の
「100年先を見た戦略」。
あなたも100年前の吉本興業のように
「業界の常識」にとらわれていませんか。
経営は変化対応業。
「100年先を見た戦略」を意識した
今週後半にしてまいりましょう。
追伸:
来月のこのイベントはあなたが
「先を見た戦略」を考える契機になるかも
しれませんね。