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30年公務員をやった者がWebマーケティングを学ぶ理由(No.2)

No.1の記事では、なぜWebマーケティングを学ぼうと考えたのかを書きました。

続いて、50代でWebマーケティングを学んで身に付くのか、そしてWebマーケターになれるのか、について書いていきたいと思います。

これを考えるにはまず、Webマーケティングとはどんなものなのか、ざっくり頭に入れておく必要があります。

本当にざっくりですが、スモールビジネスに関連する主なものとしては、

① SEO(検索エンジン最適化)

② リスティング広告(検索結果の上の方に「広告」と表示されるアレ)

③ SNS(Facebook,Twitter,YouTubeなど)

④ アフィリエイト広告(ブロガーなどがサイトに貼り付ける)

などがあります。

①のSEOはオワコンだ、とよく言われます。本当にそうでしょうか?

検索窓にわざわざキーワードを打ち込むという、手間を要する行為をする人たちは、積極的に何かの情報を探していたり、モノやサービスを買いたいと思っている人が、他のメディアに比べれば多く、依然としてWebマーケティングの重要な位置を占めています。

個人ブログについては近年、Googleアルゴリズムの頻繁なアップデートにより、評価が上がりにくくなっていますが、企業サイトであれば、むしろ評価されやすくなったとも言え、クライアントワークとして個人のWebマーケターが企業から仕事を受けていくのは、むしろますますポテンシャルが高まっているわけです。

続いて、②のリスティング広告については、Googleに広告の申込みをしてお金さえ払えばすぐに検索上位ページに広告が掲載されます。

そこをクリックした人たちの一部が商品・ビスを購入するわけです。

①のSEO(ブログ)の場合は、上位表示されるとしても1年ぐらいの期間を必要とするのに比べ即効性があります。

その反面、契約終了すればそこで終わりです。

新商品を出したときなどに時期を失せず周知するのに向いていますね。

③のSNS広告は、まさに今のマーケティングの大きなトレンドです。

ただやみくもに呟いたりするのではなく、読者の役に立つ情報やレアな情報を、戦略性を持ってコツコツ発信し続け、予め自らの顧客となりそうな人たちをフォロワーとして集めておくのです。

そしていざというとき、つまり何か商品やサービスを売りたいときに、その媒体で発信します。

すると、日頃からフォローしてある程度人となりを知っているし、商品に興味を持った層なので、購入率が比較的高い、というわけです。

こういうSNS発信を日頃から自分でやり、ノウハウを溜め、フォロワーが何千 何万人といる人は、そうした人材に乏しい中小企業からSNS運用代行などの業務を受託することができるのです。

クライアントのフォロワーを増やしてあげて売上が伸びていくと、その増やした収益から報酬をもらうわけなので、クライアントにとってはむしろメリットが大きく、継続して仕事をさせてもらうことができます。

常に営業して契約相手を獲得しないといけないビジネスモデルに比べ、営業コストや時間が省けるため、収益率が高くなります。

いわゆるストック型のビジネスです。

SNSは、ブログサイトやYouTubeチャンネルとも連動させ、相互にアクセス増を図ることができ、マーケティングのハブともなり得ます。

長くなりましたので、続きは次回にしたいと思います。

(このWebマーケティングの学習は、第二の人生に備える人にも役立ちますが、公務を続ける上でも、施策・事業マーケティング感覚を持った部下の教育などにとても有益なんですよ。おって話します。)






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