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13年前に書いた「自分宛の手紙」には、葛藤から抜け出すためのメッセージが込められていた。

家の奥底から出てきた13年前のハードディスクドライブ。さすがに壊れているかなと思ったらアクセスできました。

昔のフォルダをあさって出てきたのが【読め!.txt】というタイトルのテキストファイル。

そこに書かれていたのは、当時の自分に向けたメッセージでした。

27歳〜28歳の時の文章で、多少ギラついている感があったり、幼稚さがあったり。走り書きで日本語も何だかおかしい。

メルマガで配信したわけではないこのテキストは、当時の僕に喝を入れるために書いたんだと思います。

でも、この文章。

もしかしたら今も誰かの心に届くかもしれない。
改めて載せてみる事にしました。

13年前、当時の自分宛に残した文章

※一部個人名だけカットしました。当時はコンテンツ販売のASP全盛期。

全力を出し切って100。
全力を出し切ったから、ボーナスで100の協力。

この全力が評価されて依頼が来る。
周りの僕への評価は、僕が100を出せた時の状態を見ている。

何となくで100の力は出ない。
20〜30の力で渡り歩けると思わない事。
影響力に甘えるな。

影響力は結果論。影響力を使った展開は顧客を消耗させる。
その歪みは取り返しがつかなくなる。

過去の結果を実力だと思って過信しない。過去は過去。
周りは実績で評価するけれど、
僕は実績を力だと思ってはいけない。

この錯覚は罠だ!
過去は過去でしかない!

ベテランの先輩が消えていく理由は、
企画をこなす感覚でやるからだ。

諸先輩に、まともに全力でこられたら僕なんか敵わない。
錯覚とボーナス的な影響力による過信が最大の敵だ。

でも先輩たちは、20〜30、50〜60くらいの力でこなそうとする、
だから僕にも十分勝機がある。やはり100で勝負する感覚は大事だ。

中途半端で戦えるほど甘くはない。
今の20〜30でこなせている収益は、
100の力を出し切った時の余波だ。

今のぼくの姿を、購入者が参考にしてもうまくいかない。
駄目な見本になる。かっこ悪い生き方をするな。背中を見せる責任を持て!

僕のこれからの選択次第で、人生が変わる人が必ずいる。
人生を変えてくれたこの市場を、正すところに今いるんだ。

風化するであろう影響力に絶対に甘えてはいけない。
斜に構えてはいけない。

新参の僕が前に出るには
全力を出し続けること以外ない。

100を出さない限り僕は凡人。
死ぬほどやった時のことを思い出せ。
あれが日常じゃなければ話にならない。

あの充実感を忘れるな。
全力だから心から楽しめる。

周囲は想像以上に天才で溢れている。
誰よりもやってようやくスタートライン。

ASPで必ず1位を取る。購入対象は初心者じゃない。ベテラン勢だ!
彼らが納得、関心することでリーチは市場全体に広がる。

1年に1回は別の商品で1位を取る。100を出せば可能性はある。
真っ当に業界の1位の常連になる。
3年で●●さんの後継を取れるレベルになれ!

これから打ち出す事は、理解されない事も多いかもしれない。
でもこれを理解できるのも僕しかいない。

同じ気持ちで進める人との出会いに期待しちゃいけない。
探すものではなく、きっと巡り会うものだ。心を強く持つんだ!

業界の流れを変えるにはここしかない。
取り組んだ量だけが自信になる。

周囲の評価に惑わされるな。僕は凡人だ。
全力を出し切らないと必ず後悔する。
全力を出さずに結果が出るなんて驕りだ!

でも人は前に進むように出来ていて、
都合の良い理由を並べて後悔をかき消す。
この繰り返しでは未来がない。

今の売上を手放せ。影響力に甘えるな。
実力を過信するな。100を出せ!決してこなす感覚を持つな!

残酷な結果は、自分の脇の甘さだ!
僕が勇気になれ。目標にされる事で正す機会を設けるんだ!

100を出すから満たされる。笑える。楽しめる。
本気出せ!菅智晃!

13年前のハードディスクにあった自分宛のテキスト

この頃は、WEBタレントネットがヒットして譲渡、そして体系化した教材が大きく跳ねて、初めての商業出版をしたあたりです。

通常配信のメルマガは読者が約30,000件、何かしらの商品やサービスを購入してくれた購入者メルマガが約6,000件。何を販売しても一定数売れていくという流れは、僕にとって自分自身を退化させていくに十分な条件でした。

同時に、どこか満たされたくなくて、ぬるま湯に浸かっている感覚にモヤモヤしていた時期でもあります。

何を誰とするか?ではなくて、いつも誰と何をするか?を考えてビジネスに取り組んでいました。それは今も変わりません。

ただ、この頃は、もっと根幹にある「どう生きたいのか?」という部分が抜け落ちていた時だったんじゃないかと。

なぜ、13年前にこのテキストを書いたのかは全く覚えていません。でも、よほどの衝撃を受けて、自分を律するために書いたであろう事はわかります。

ビジネスは生き様だと言い続けている今の僕を、13年前の僕はどう感じるだろう?

今年で42歳。あの頃以上に毎日が楽しめています。

あなたは、過去の自分の期待に応える事が出来ていますか?僕は正直ギリギリで油断なりません。

でも、タイムマシーンのような出来事による自分との対話。僕にとっては改めて気を引き締める良い機会になりました。

今年で独立して今年で20年。当時の僕も、今も僕も思いは変わりません。

「さあ!今日は誰を全力で喜ばせようか!」

僕の生き様を、これからもビジネスで表現していきます。


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