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どこよりも実用的かつ効果がある!二日酔い対策法
※個人の感想です。
私はインフルエンザやコロナウイルスよりも
二日酔いが最も辛いと思っています。
※個人の感想です。
※凄く個人の感想です。
この記事では
二日酔いになる原因
と、
二日酔いの予防法
について解説していきます!
![](https://assets.st-note.com/img/1711074208448-aD94jU0M2V.jpg)
二日酔いの原因
当然、
自分のキャパを超えた過剰摂取をすれば二日酔いになります。
(※血中のアルコール濃度が0.2%を超えると二日酔いが起こります)
◆良く分かっていない
『は?』
と思われるかもですが、
実は二日酔いの原因と言うのは
ハッキリと分かっていません。
厳密に言うと、
科学的に説明できる程のデビデンスが無い
って感じですね。
とは言え、
何となくこういった原因であろう
という仮説はありますので、
その仮説を元に解説いたします!
◆コンジナーの摂取量が多い
コンジナーとはお酒に一定量含まれる副産物のことです。
(メタノール、エタノール、プロパノールなど)
これらのコンジナーは、
アルコールの品質や風味に影響を与えることがありますが、
同時に健康リスクも伴うことがあります。。。
アルコールそのもの摂取量ももちろんそうですが、
プラスしてこのコンジナーの摂取量が
二日酔いの有無に左右する事が分かってます。
【コンジナーの含有量】
二日酔いに大きく影響するコンジナーの
含有量ランキングは下記の通りです。
1位:ブランデー
2位:赤ワイン
3位:ラム酒
4位:ウイスキー
5位:白ワイン
6位:ジン
7位:ウォッカ
8位:ビール
9位:スピリタス
基本的に美味しくて人気なお酒に
コンジナーは多く入っていますね💦
当然、ブランデー、赤ワイン、ラム酒あたりは
2日酔いになりやすいという事ですね。
脱水や空腹
![](https://assets.st-note.com/img/1711074325569-EdGoWlMhrJ.jpg)
アルコールは利尿作用があり、
尿の量を増やすため水分を体外に排出します。
これにより、
体が水分を失い、
脱水症状が引き起こされます。
【水分不足】
アルコール以外の水分摂取が不足すると、
単純にアルコールの摂取量が増えます。
逆に言えば、
水を沢山飲むとお腹がタプタプになり
若干の満腹感に繋がります。
その結果、アルコール自体の摂取量が減り
二日酔いになりにくくなります!
※エビデンスあり
【空腹状態】
空腹状態では二日酔いが
ひどくなります。
『二日酔いの対策』で詳しく解説しますでの、
そちらをご参照下さい!
【電解質の喪失】
アルコールは体内で電解質(ナトリウム、カリウムなど)の
バランスを乱す可能性があり、
水分バランスが崩れ、
脱水のリスクが高まります。
アセトアルデヒドの蓄積
アルコールが分解される過程で、
アセトアルデヒドという有毒な物質が生成されます。
アセトアルデヒドは吐き気や頭痛の原因になりますが、
こいつの分解には時間がかかります💦
結果的に体に蓄積されやすく
二日酔いになり、
さらにはそれが長引く原因となります。
(アセトアルデヒドの分泌を抑制する為には、
お酒と一緒に十分な食事を食べたり、
電解質が含まれるスポーツドリンクを飲んだりで対策をしましょう!)
二日酔いの予防法
![](https://assets.st-note.com/img/1711074412580-o3c8mPohuo.png)
ここからは二日酔いの予防方法です。
◆水分補給
ベター過ぎる対策ですが、
アルコールを摂取する前・中・後
に水分をしっかり摂ることが重要です。
これは、飲酒中に脱水を防ぐのに役立ちます。
二日酔いの原因となるアセトアルデヒドの
分泌を軽減させる効果もあります!
水の摂取量を増やして
アルコールの摂取量を減らすという
アナログチックな対策ですね(笑)
スポーツドリンクでも良いですね!
![](https://assets.st-note.com/img/1711074428583-s9ritS7aCR.jpg)
◆お酒を飲む前にマルチビタミンを飲む
お酒を飲む60分ほど前に
マルチビタミン(特にビタミンB群とナイアシン)
を摂取する事をおススメします!
【マルチビタミンの役割】
![](https://assets.st-note.com/img/1711074428517-RuKVCRPLVf.png)
マルチビタミンに含まれるビタミンB群
(ビタミンB1、B2、B6、B12など)は、
アルコール代謝に関与します!
アルコール摂取によって、
これらのビタミンも消費されるため、
事前に摂取することで
体内のバランスを維持しやすくなるという訳ですね!
※オススメサプリメント⇓
【ナイアシンの役割】
ナイアシン(ビタミンB3)も同様に
アルコール代謝の過程で重要な役割を果たします!
アルコール摂取により、
体内でNAD(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)と
NADP(ニコチンアミンアデニンジヌクレオチドリン酸)
が消費されます。
ナイアシンはこれらの補給に関与し、
アルコールの代謝をサポートします。
【抗酸化作用】
アルコールの代謝によって活性酸素が生成され、
体内の酸化ストレスが増加します。
マルチビタミンに含まれるビタミンCや
ビタミンEなどの抗酸化物質は、
これらの活性酸素を中和する役割を果たします!
簡単に言うと、
ナイアシンやマルチビタミンの摂取は、
アルコールの代謝プロセスを助け、
体への負荷を軽減する!
これだけ覚えていただければOkです!
◆お酒と一緒にタンパク質を摂る
食事を摂りながらアルコールを摂ると、
胃の中でアルコールが吸収されるのを
遅らせることができます。
特に重要なのがタンパク質です!
![](https://assets.st-note.com/img/1711074664851-r7yjygAocH.jpg)
2012年の簡単な研究をご紹介します。
下記の3つのグループに分けました。
①トレーニング直後にタンパク質だけ摂取
②トレーニング直後にお酒と炭水化物を摂取
③トレーニング直後にお酒とタンパク質を摂取
上記①~③の筋タンパク合成率は。。。
1位:トレーニング直後にタンパク質摂取
2位:トレーニング直後にお酒+タンパク質(ー24%)
3位:トレーニング直後にお酒+炭水化物(ー37%)
の順となりました。
※筋タンパク合成率
![](https://assets.st-note.com/img/1711074666129-yqhujtFQEm.jpg)
また、
お酒+炭水化物よりも
お酒+タンパク質の方が
飲酒後の4時間後をピークに
血中アルコール濃度が低くなる事も分かっています!
※血中アルコール濃度
![](https://assets.st-note.com/img/1711074666052-yKoSj9iGdJ.jpg)
つまり、
お酒は飲まないのがベストですが、
飲む場合はタンパク質も一緒に摂取すると良い
という事ですね!
![](https://assets.st-note.com/img/1711074665928-scjvNqhApK.png)
https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371%2Fjournal.pone.0088384
◆タウリンを摂る
タウリンが二日酔い対策に良い理由は下記の通りです。
【肝機能のサポート】
肝臓の機能をサポートし、
アルコールの代謝を助けます。
【 解毒効果】
アルコールが生成する有害物質を分解し、
解毒作用を持っています。
【 保護作用】
細胞の酸化ストレスを緩和する作用があり、
アルコールの摂取による細胞のダメージを軽減できます。
【食材に含まれるタウリン含有量】
▪牡蠣:1,130mg
▪ほたて:769mg
▪あさり:664mg
▪たこ:520mg
▪たら:300~450mg
▪いか:350mg
二日酔いの時は500mg~2,000㎎の
タウリンを摂取すると良いです。
沢山お酒を飲んだ日は
2,000㎎を目安にすると良いですね!