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獲物の分け前〜今井智子「ルースターズの時代」
発売日前に予約していた本がようやく到着しました。
大好きなバンド、ザ・ルースターズのインタビュー・ブックです。
昼前に到着して、食事を手早く済ませ、ずっと集中して読んでいたら、もうグッタリしましたよ。
それだけ集中していました。
じゃ、行ってみよー。
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・今井智子「ルースターズの時代」(シンコーミュージック)
ザ・ルースターズの歴代メンバーやマネージャー、ディレクターなど関連人物のインタビューをまとめた本なわけですが、これまでには大江慎也さんの(小松﨑健郎さんとの共著)本があったり、「ロック画報」でかなり詳しく書かれてはいましたが、ここまで丁寧に取材されたものはなかったわけですからね。
『FOUR PIECES LIVE』を収録した渋谷公会堂でのライヴ観てますから、あの時から36年後にこうした内容の本を読むことができるとは感慨深いです。
確かあの頃、「ロッキンオンジャパン」にザ・ルースターズ本「LAST SOUL」のタイトルが告知されましたが、発売中止がその数ヶ月後にそっけない形で書かれたページを見た記憶があります。
ガッカリしたな、もう。
で、読み終えて、力作ぶりに感動しましたが、インタビュー読みたい人、つまり影の部分関連の人はさすがにインタビュー受けないか、とも。
発売したばかりなので、細かい内容については触れませんが、ザ・ルースターズ関連本として素晴らしい内容だと思います。
THE ROOSTERS時代とTHE ROOSTERZ時代のキーマンの違いと、解散まで在籍し続けた花田裕之さん、関連スタッフの方々のインタビューは胸に迫ってきました。本当に。
ではまたー。