獲物の分け前~杉真理著 佐々木美夏構成「魔法を信じるかい ミスターメロディ・杉真理の全軌跡」編
ゴールデンウィークが後半にさしかかってますが、皆さまいかがお過ごしですか?
私は先月から色々と済ませる必要がある用事がかなりあるのですが、役所関係がお休みしているのでいかんともできない状況だったりします。
連休明けにはその辺の問題を片付けられるように準備中の日々なのであります。
えーと、ゴールデンウィークは関係なく、土日だけは朝寝坊するようにしております。
今朝、届いたばかりのこの本を取り上げたいと読んでいたら、予想以上にとにかく面白くて仕方がないのでした。
じゃ行ってみよー。
・杉真理著 佐々木美夏構成「魔法を信じるかい ミスターメロディ・杉真理の全軌跡」(DU BOOKS)
杉真理さんといえば私の大好きなアーティストなので、noteでも数多く取り上げていますね。
今年の3月14日に杉さん関連の記事掲載書いたのをこの機会に紹介しておきます。
私が中学~高校-~大学と夢中になって読んでいた雑誌「ミュージック・ステディ」や『ナイアガラ・トライアングルVOL.2』特集の「レコード・コレクターズ」に杉さんゆかりのアーティストとコラボレートしたアルバム『THIS IS POP』について書いています。
雑誌「ミュージック・ステディ」は杉さんで、徹底研究 MUSICIAN FILEという形で特集をしたり、佐野元春さん、浜田省吾さん、伊藤銀次さんと合わせた形で「ミュージック・ステディ別冊FILE」としても発売しています。
杉さんの少年時代の話やデビューに至るまでのエピソードについてある程度の知識は持っていた私ですが、この「魔法を信じるかい(以下略)」はそんな私でもメチャクチャ面白い内容です。
「ミュージック・ステディ」で語られたエピソードを更に詳しく、後日談も加えられていますからね。
もちろん、「ミュージック・ステディ」や「FILE」で語られている内容や楽曲凱旋門などは今読んでも興味深いものですから、読める機会があるならば是非読んでほしいものです。
・杉真理『ミスターメロディ-提供曲集-』(MHCL-2991~6/ソニーミュージック)
この本が発売される少し前、2022年11月23日にリリースされた杉さんの提供曲集です。
このボックスがあれば、「魔法を信じるかい」をより深く理解できると思うのです。
が、杉さんのアーティストとしての活動について、新しくファンになった方々には伝えられないんですよね。
少なくともレッドストライプスやBOX、ピカデリー・サーカスにアロハ・ブラザーズ時代の作品を含むアンソロジーがあればと思ってしまう私です。
本当ならもう少し時間をかけて、杉さんについてじっくり書きたいのですが、まだザ・ルースターズのアンソロジー・ボックスや細野晴臣さんの提供曲集、シーナ&ロケッツのアルファレコード時代の紙ジャケット盤など全部聴いて、自分の中に引き込まなければという状況です。
なので、まずこれをやれーとかリクエストがありましたら、申し付けください。優先的に考えますので。。
そんな感じです。
ではまたー。