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#1「どうせ無理」を、言葉と背中で黙らせる傑作 ​:カメラを止めるな!

すがっしゅです、こんにちは。
これにてnote デビューを果たしました。笑

このnoteから始まるマガジン「ソラニン」では、
ただただ私が好きな映画や本を紹介していきます。

文章は拙く読みづらいかもしれません。
でも、ここで紹介する映画や本は、恐らく客観的にみても、
おもしろ性100点の傑作だと自負しています。

そんなマガジンの第1回目は、今年大ブームを巻き起こしている映画
「カメラを止めるな!」です。
マガジンいつはじめよっかなぁ…とタイミングを見計らってた私でしたが、この映画を見て「あ、はじめよ」と思いました。この「カメ止め」を真っ先に紹介して、マガジンをスタートさせようと。

純粋に誰かに語りたくなる傑作でした。
では早速。

★「妥協なしで生きてる人なんていない」

みんな妥協して人生送っとりますよね?というといい方が悪いですが、全く妥協なしで完璧に生活している人なんていないですよね。
そんな人がいるならそれはうらやましいですが、大なり小なりあれど、皆さん日々妥協して生きている。

例えば、仕事。
「あの上司は、話を聞かないからこれでいいや」
「意見しても、どうせ通らないでしょ」
⇔「ほんとは、こっちの方法の方が絶対いいと思うんだけどな…」とか。

そして、上司の意見を尊重し円滑に案件を進めることが、素晴らしい事だ、と思おうとする。それが大人になるってことだと信じる。

そんなはずはないでしょー!!と思うのです。

間違ってると思うなら、例え作業がふりだしに戻ったとしても、上司と議論すればいい。仕事のクオリティが上がるのであれば、自分の仕事に誇りを持って意見を言えばいい。

上司/部下の関係性、社内文化、規則、空気…今時のビジネスマンは気にするべきことが多すぎて、がんじがらめになっていると思います。
だからこそ、妥協すればすんなり進むこともある。でもそれでは、いつまでたっても現状は変えられないし、自分が本心で「面白い!」と納得できる仕事はできません。

だから、
「どうせ無理」と諦めないでほしい。諦める側に立たないでほしい。
自分が誇りを持つこと(仕事)であるなら、例え泥臭くても、
自分が思う最高を目指してほしい。諦めない側に立とう。

それが、このゾンビ映画(仮)が伝えたいことだと思います。

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★「ゾンビ映画」に見せかけて…“生み出す側”の誇りを描いた傑作

ネタバレをどこまでしていいのやらわからんですが…

前章で述べた通りですが、
この映画の言いたいことは「諦めない側に立つ素晴らしさ」という事。

それに気づいた時、鳥肌が立って立って止まらなかったです。

だって、それを主張するだけでなく、
この映画の作り自体が「諦めない側に立つ」を体現しているのだから。

見ればわかるのですが、この映画、1本の映画を作っているように見えて
実際は2~3本分を撮っているレベルで撮影に手間がかかっています。
つまり、もし監督・撮影チーム・キャストが「諦める側」に立っていると、
この作品は完成しなかった
という事です。

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制作陣が、「諦めない」「最高を追求する」姿勢を背中で語り、
映画上のメッセージでも語る作品。
口だけじゃなく行動で示して伝えた超名作だと思います。

そう考えると、このタイトルもマジでしびれる。

何かを考えたり、作ったりした事・モノ・アイデアを、
誇りを持って誰かに伝える。認めてもらう。
それを繰り返す“生み出す側”の誇りを描いた最高傑作だと思います。


たぶん…
恥が怖くて何も言わず、何も出さず、何も意見せず、ただ人の意見を批判することが意見だと思っている“消費側”の人間には、多分なにも響かないと思います。生みの苦しみを知らない人にはわからない。

もしあまり感動できなかった方は「自分は“消費側”かもしれない」と思った方がいいのかも。生むのは苦しいですが、苦しいだけじゃ誰もやらない。
「生みの素晴らしさ」を体感しないのは、もったいないですよ。

以上、すがっしゅの「ソラニン」第1回「カメラを止めるな!」でした。
読んでくれてありがとうです!

ではまた!

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