迷い子
何故 迷うんだろ。
何故立ち止まり
此れで良いのかと 問うのだろう。
行く道は正しかったか。
辿り着く先は
この道の向こうにあるのか。
何故疑ってしまうのだろう
何故自分を見失ってしまうのだろ。
疲れ
気弱になった時、
人を比べてうらやむ時、
私は私に迷っている。
本当の自分は こうではないのかも と
阻むものがあると感じるのは
間違っていたのではないのか と
宇宙は 闇と光の両方で
人も 善と悪との両方で
成り立っているはずのものなのに
いつも一つが正しいと、
一つであるべきだと
思い込まされ
とっくの昔から
多様性なんてものは
受け容れ難く
なってしまっている。
いつも どれ程自分を信頼し
信じる事が出来るのかと
問われている瞬間に
他ならないのだけど。