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12/22 君と踏み外したい

 たいして飲めないお酒を飲んで帰宅した私はお水を喉に流し込むとそのまま服を脱いでベッドへと潜り込んだ。先に布団に入っていたゆいさんが「大丈夫?」と心配そうに声をかけて背中をさすってくれた。
 私は泥のようにシーツに沈み込んでいく。その最中、ゆいさんを引き寄せながら口にした。
「ゆいさん、宇宙一すき。」
 ゆいさんが驚いた様子が空気を伝わってきた。普段あまり口にしない言葉だった。私はそのままゆいさんを抱き寄せて唇を甘く食む。
 たまにはこんな夜もいいよね?

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