Photo by ki_nya 12/15 嫋やかな魔法 みなぎ 2021年12月15日 19:38 仕事がうまくいかなくて落ち込んでる時だった。口数少なくぼんやりとソファーに座っているとゆいさんがあったかいココアも持ってきてくれた。それをサイドテーブルにこつんと置いたと思うと私の背中を手のひらで優しく撫でてくれた。 私は言葉にならなくて、でもすごくあたたかくて、ほっとして、のどのつかえが取れるような感じがした。「おまじない。」 ゆいさんがそっと口にした。その声はどこまでも優しかった。 私は少しだけ泣きそうになりながら、ずっとこうしていて欲しいと、小さく願った。 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! 気に入っていただけましたらサポートお待ちしております。サポートは今後の製作などに役立てていきたいと思います! チップで応援する #小説 #百合 #百合小説 #社会人百合 #はるかとゆいさん #しゅがはぴ文庫