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とある韓国料理屋にて

火曜日。

家族三人でつくばにある韓国料理屋にランチを食べに行った。

こんなご時世でもあるし少し早めの時間(11時15分頃だったか)に行くことに。

到着。やはり客はまだ我々しかいない。

注文をすませしばらくすると、ガヤガヤと四人組の男女が。

「30分前ですけど大丈夫ですか?」

どうやら予約客のようだ。

席は空いてるので当然案内されるわけだが、

「○○さんのTシャツ姿はじめて見た!!」と若い女性の声。それに対して、Tシャツも着るわよと50代ぐらいの女性の声。

あぁ、ろくでもない客なのでは。
Tシャツ姿をはじめて見たという会話になんの奥行きも深さも感じられない。

その後、50代ぐらいの女性はマッコリを注文。
昼間からマッコリ。やはり、ろくでもないな。
と、思ったらその店にその日マッコリは置いていないとのこと。

それはそれでどうかしてるな、この店。

結果、ガヤガヤと話す四人組はビールを注文して、ガヤガヤと話しはじめたわけだが、それが端にも棒にもひっかからない話しだった。
無害といえば無害だが、雑音と言えば雑音である。
普段飼い慣らしている自粛警察の血が少し騒ぎはじめる。

「緊急事態宣言が解除された途端昼間からグループで酒飲みですか?えっ?!」

まぁ、言えるわけはなく、そっと言葉をしまいこむ。

ところで我々は黙々と食を進めたわけだが、妻のスンドゥブは味が薄かったようだ。
彼女曰く私のサムゲタンは当たりとのこと。
まぁ、たしかにうまかった。

もしも、予約時間通りにガヤガヤした四人組がきてれば出会うことのなかったのにな。

幸福な運命よりも、飛行機の墜落事故などを思ってしまった(あの日忘れ物をしなければ、墜落機に乗っていた。みたいな)

その後、本屋に寄って家に帰るわけだが、イ・ランの悲しくてかっこいい人を手に取り数行を立ち読み。
そっと棚に戻す。

よく考えたら今日は随分韓国に縁があるようだ。

この日記は多分にその影響をうけているわけだが、数行で影響を与える、イ・ラン。たいしたもんだ。

#日記 #悲しくてかっこいい人  

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