神域に足を踏み入れる ライカM10-R
とあるカメラ屋さんの店長です。
気づけば6月も終わりに近づき、今年ももう半分が終わるのだと
しみじみと思いに耽っています。
残りの半年、健康を願って奥秩父の三峯神社に行ってきました。
関東に転勤してからずっと気になっていた場所で
なかなか山奥にあるということで行くのに躊躇をしていたのですが
思い切って車を走らせました。
花園ICから降りて下道で1時間半ほど、三峯神社付近はいかにも
奥秩父といった感じで狭い車道に濃密な山の空気が漂っており
これから神域に入るという気持ちからか
身の引き締まる思いで運転しておりました。
山奥なのでどういう場所か不安を抱えていましたが無事に到着
駐車場は広く、道もきれいに舗装されておりさすが関東有数のパワースポットという感じ。
車を降り、階段を登ったところに茶屋があり
お土産や蕎麦、珈琲なども飲めるそうな。
着いた時間が遅かったので人も少なくゆっくり見ることができました。
茶屋を過ぎると三ツ鳥居があり、鳥居をくぐるといよいよ本殿の方へ
三ツ鳥居というのは全国的に珍しい形のようで
狛犬ではなくオオカミが鎮座しているのも初めて見ました。
関東有数のパワースポットということもあり
参道から拝殿に向かう道中は一気に空気が変わり、まさに神域という言葉が
ふさわしい場所でした。
鳥のさえずる声と、鹿が小枝を踏む音も耳を澄ますと聞こえてくる。
その静寂さがより一層雰囲気を醸し出すのだと思います。
静寂の中で切るライカのシャッター音は周りの環境音と協奏するかのように
見事にシンクロしていました。
これもこのカメラらしさを実感することができますね。
今回はこのへんで。
お気に入りのカメラ、好きなカメラと巡り会えますように。
そして素敵な写真ライフを。