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“ロックで難解、だけど優しい” をテーマにしていきます。
ここ最近、少し立ち止まって考える機会が重なり、文章を書くことをお休みしていました。
近年の私のテーマは、経営コンサルティング・ヨガを教える・文章を書く、という大きく3つの活動を軸にすることでしたが、この3つの活動(およびその根底に流れるもの)を見直し、その過程で、3つのどれかをやめる、特に文章による発信を少しお休みすることを考えました。
理由は大きく2つ。
1つ目の理由は、ちょっとしんどくなったので逃げ腰になったから(笑)。
忙しくなってスケジュールがぐちゃぐちゃになると、日々のルーティンもぐちゃぐちゃになって、ストレス発散のために遊びまくって、翌日を潰して本も読めないしヨガの練習も全然できないし、出涸らしみたいな文章しか書けないし・・・苦笑
それならいっそのこと、活動を絞って集中的に深める時期を作ってもいいのかな、なんて逃げ腰に・・・
(弱ってるときの思考はほんとダメです 笑)
2つ目の理由は、「答えを求める人」にダイレクトに応えるべきか?という問いが出てきたから。
世の中の多くの人は「答え」を求めていて、私の活動もそれに応えるように方向転換した方がいいのかな?という気持ちになったのです。
私はこれまで、コンサルティングもヨガも文章も「最終的な答えは自分で見つけてください」という基本スタンスで活動してきました。
答えを直接教えるのではなく、相手が立ち止まって何かに気づくための触媒になりたい。というか、本当の答えなんて自分の中にしかないのだから、他人なんて触媒にしかなり得ない、と割り切っているところがあります。(こうやって書くと冷たいですね。笑)
でも最近、他人に答えを与えてほしい人、そして簡単で頭に入りやすい答え(に見えるもの)がたまたま目について、世の中へのインパクトはそちらの方が大きいように思えてきました。
ちょっと大げさに言えば、そこからわざわざ背を向けて、地球の片隅でコンサルティングをやってヨガを教えて文章を書き溜めることが、一瞬虚しく思えたのです。
「ポップでキャッチー」の逆を行く。
以上の2つの理由からもやもやと考えていたのですが、結果、やっぱり今までのスタンスをさらに突き詰めることにしました。
不思議なことに、私が所属するコンサルティングファームもヨガスタジオも、うわべの答えではなく本質を突き詰める空気感があり、それが好きで所属し続けています。それは世の中のマスからどこかズレていて、ビジネスモデルとしては上手じゃないけれど、サービスを受ける側も提供する側も楽しいからいいじゃない、という感じ。
そもそも、私(たち)が地球の片隅でやろうとしていることは、多くの人に刺さることではないのだと思います。
「ポップでキャッチー」の逆、言うなれば「ロックで難解」なことを元々やっているのだから、マスに受けなくて当たり前。価値を認めてくれる人のために、本当に価値があると信じることを続けていればいいのだと原点回帰しました。
一方で、「ロックで難解」だからといって、他人を突っぱねて独りよがりになるのも違う。
そこに「優しさ」を備えることが、私(たち)だからこそできることかなぁと。
なので、“ロックで難解、だけど優しい” をちゃんとテーマとして掲げ、突き詰めていきたいと思います(タイトル回収)。
これからやること:間口を広げ、苦手を減らす。
「ポップでキャッチー」の逆である以上、価値を感じてくれる人に当たる確率は低いです。その確率を無理に上げることはしません。
だからこそ、間口を広げることに私はこだわっていきます。より多くの人に触れる機会を作るために、言葉を使ったメディアでの発信はやっぱり続けていきます。これは、ちょっとスケジュールがぐちゃぐちゃになったときも、多少無理してでもやる。
また、得意なことを最大限活かすために、苦手なこともちゃんとやっていきます。(宣言しとかないとさぼっちゃう 笑)
例えば、自分自身のマーケティングって恥ずかしくて苦手なタイプですが、しらけないでやってみます。
しゃべることもとても苦手ですが、出会った人とのご縁を無駄にしないためにも、初対面の人にも伝えたいことを伝えられるように、日頃から準備をしていきます。
何か迷ったときの答えって、ただ立ち止まっていても見つからなくて、行動する中でしか見つからないものだと思います。
だから、答えは自分で気付くしかないので他人が直接できることは少ないと言ったものの、答えに向けて行動しようとする人のことはすごく応援したいです。
もしこれを読んでいる人の中に、何か行動しなきゃと思っているけど踏み出せない人や、こんな簡単な行動からのスタートで意味あるのかな、なんて思っている人がいたら、「誰かが見ていてくれるからやってみて」と言いたい。
実際に私も、自分がこだわりを持って行動したことに対して「よくこれを見ていてくれたな」という人が何人もいて、その人たちの言葉に救われたり、出会いやチャンスが広がったことが本当にたくさんありました。
そういうのって、数字(PV数とかフォロワー数)や、ネット上のやりとりからは見えないことが多いです。
マスに興味はない。
「あなた」に興味があるのです。