ボタンを増設するためにパンテラに穴をあけた話
はじめに
お世話になっております。佐藤(@sugarOsato)です。
スト6が発売して以後ずっとプレイしております。すげえ楽しいや!!!
そんな折、スト6プレイヤーが直面している課題として「ドライブインパクトを返せない」があると思います。
ドライブインパクトとはスト6共通システムのことで、強PK同時押しで出る発生26Fのアーマーつき攻撃みたいなものです。ドライブインパクトを見てからドライブインパクトを返すのがスト6の頑張りポイントの1つになっています。
なので全員「インパクトを見てからインパクトを返したい!」欲が強く、様々な方法で返せるよう試行錯誤しています。
例えばインパクトのSE音量だけを爆音にしてみたり、アケコンのボタン配置を全部1つ右にずらして親指でインパクトを押すようにしたりと、既に様々な方法が提案されています。
そんな折、普段使っているアケコンのパンテラに穴を開け、ボタンを増設することにしました。DIYはもちろんドリルやドライバーにも無縁で何も知らない僕でしたが、なんとか穴を開けに成功しました。
今回は僕の備忘録であり、これから穴を開けようか迷っている方へ向けた経験談となります。特に僕みたいに知識ゼロ勢へ。
1つでも参考になるものがあれば幸いです。
穴あけする覚悟を決めたきっかけ
上述した方法の他に、インパクトを返しやすくする方法の1つとして「自分が押しやすい所にボタンを増設する」があります。
これは自分のアケコンにドリル等で穴を開け、そこに新しいボタンをはめ込むというシンプルな方法です。
ですがアケコンに穴を開けるのは怖い。僕はDIYのスキルが皆無でかつ不器用。結局穴も開かず壊してしまいそうで・・・
早い段階で諦めた選択肢でした。
この情報が来るまでは
急遽発表された追加システム。このシステムの追加によってパリィボタンを押すことでこれまでよりも簡単にドライブラッシュを出せるようになります。
このシステムの追加は素晴らしい。ラッシュがでない人への恩恵もあるし、プレイの幅も広がりそう。パリィボタンの重要性が上がりそうです。
ただ一つ、パリィボタンを押しやすい位置に配置しなければいけないことと、インパクトボタンを押しやすい位置に配置しなければいけないことを両立することがメチャ難なのがキツイ。
いわゆる高みボタンと呼ばれる個所にインパクトやパリィを設定しているのですが、試合中に咄嗟にボタンを押せるのは高みボタンの一番右上が限度。僕は左下の高みボタンを咄嗟に押すことは無理でした。
にもかかわらずパリィボタンの優先度が上がる調整。でも試合中はインパクトも押せなければならない。
なので覚悟を決めました。アケコンに穴を開けようと。
穴あけのための準備
まずは色々と調べました。
先駆者の方も何人かいらっしゃったので読み込みました。
調べた結果、僕が穴を開けようとしていたアケコンはパンテラだったので、穴が開けにくいこと、時間がかかることを覚悟しました。
購入したものは以下の通り。
ドリルは自分でも調べましたが、これが一番コスパも貫通力もよさげでした。結果としてはこれで穴を開けれたので十分かなと。
ドリルの先端に取り付け丸状にガリガリ削ってくれるホールソー。あまり選択肢はなかったですが、購入したこれが最後まで活躍してくれました。
ディスコ通話で穴あけについて聞いた際、「これは買っておけ」と言われて急遽購入した下穴開け用のドリル。
びっくりする方もいるかもしれませんが僕は下穴を開けるということも知りませんでした。ホールソーで削る前に先に細いドリルで穴を開ける必要があるらしいです。教えてくれてマジ感謝。
一応ドライバーの付属でもついていたのですが耐久性がなくてすぐ折れてしまいました。本当に買っておいてよかったーーーー。
以上の3点を僕はAmazonで購入しました。あとは手を守るための軍手であったり外で作業するための延長コードら辺を用意しました。
いざ実践!
今回は弱Kボタンの斜め下辺りに穴を開けようとしました。
ちょうど24ミリのボタンがすっぽり収まるスペースがあったのでここしかないなと。
まずは中心を確定するために印をつけました。定規で紙に線を引いて中心を把握した後アケコンに貼り付けました。流石にアナログで中心をとるのはなかったなって反省しています。
それでは中心にドリルを刺して回していきます。上述しましたがドライバーに付属しているドリルは簡単に折れてしまったので別途購入したドリルで開けていきます。
ドリルの音は結構うるさいです。時間帯や場所を選ばないと騒音トラブルになる可能性があるので注意が必要かと。僕はなるべく早い時間に外で作業するようにしました。
また、粉塵が結構出ます。外で作業するか、掃除するための道具がないと大変なことになりそうなので気をつけてください。
穴が開くまでは不安でいっぱいでしたが何とかした穴を開けることに成功。
ここまでで1時間かからないくらいでしょうか。
まずまず順調です。
ここからホールソーをセットして削り作業開始です。めっちゃドキドキしてます。
アケコンの裏面から削ってみたのですがレバーの留め具?にホールソーがぶつかりそうで怖かったのでいっそ表から削ろうと思い表面から削ることに。
でも下穴を開けた方向と逆から削るのあんまよくないらしいです。
どうやらホールソー先端のドリルが固定されにくくなって綺麗に丸く削れなくなるとか。
僕はなんとかなっちゃいましたが試みる際は気をつけてください。
初志貫徹が大事(上手い。)
↑音量注意。ホールソーで削る音。ドライバーのパワーマックスだともう少しうるさいです。
天板の固い部分が削りにくい。本当に硬くて時間がかかりました。「これ本当に穴開くのか・・・?」みたいな葛藤もこの辺で出てきます。
また、この辺りでホールソーの刃と先端ドリルを繋げるのネジが外れる現象が多発。力のかけ方が悪いのかな?って思っていました。
でも効率よく穴を開けたくて、反時計回りにドライバーが回るとホールソーのネジが外れやすいのではないかと考え一回ドライバーを逆回転(時計回り)にして試してみることに。→追記:ホールソーで作業する際はドライバーを時計回りに回すそうです。教えていただき感謝。
これが上手くいきました。ガリガリ削れる。
そしてついに・・・
つい穴が開きました。疲れたーーーーーーー
若干仕上がりは雑ではありますがボタンをはめ込めればOKなので気にしないことにします。
穴が開いたものの上手くはまらない、アケコンの箱が閉まらない等の問題があるらしいのでまだまだ不安。とりあえず粉塵を掃除した後セッティングしてみることに。
というわけで完成!!!!
今のところ不具合も全くないのでうれしい限りです。
使用感について
今のところ全く問題はないです。
肝心のインパクト返しですが、押しやすさは凄いです。小指よりも親指で押す方が反応も早くストレスが少ない気がしてます。
まだ慣れてないからか指に力が入っていますが慣れれば間違いなくこっちの方がよさそう!
まとめ
以上になります。
アケコンに穴を開ける需要が高まった今、僕のように不器用な人の体験談も必要かなと思いnoteにまとめました。
所要時間は試行錯誤の時間を含めて3時間くらいかも。もし次回やるとしたら半分以下の時間でできそうです。
こういう作業に慣れてないからか手や腰が若干筋肉痛になりました。僕みたいなDIY初心者は方は気をつけてください。
これといった反省点はないですが、時間がかかりすぎたのと天板のプラスティックに若干ヒビが入ったのがマイナスポイントでしょうか。ですが僕としては穴を開けれたのでそこまで気にしていません。
追記:上述もしましたが、ホールソーで作業する際はドライバーを時計回りに回すそうです。
注意点としましてはちゃんと穴を開ける箇所を把握することと穴を開ける中心を正確に合わせること、ボタン増設でボタンやレバーが干渉したりアケコンが開閉できなくなる可能性がないか考慮することでしょうか。
僕は何とか上手くいきましたが、せっかく穴を開けたのにこれが上手くいかずに泣きを見ている人も何人かいらっしゃるそうです。事前調べはかかさずに。
たぶんもっと効率がよかったりベストな選択があったはず。
安全面の注意を含めて何か質問や意見がございましたら是非僕に教えてください。
スト6楽しむぞ!!!
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