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今日の同定日記

わたしは、これまで、自分が目にした生き物の名前なんぞなぁんにも気にしないで生きてきた。

けどまあ生物学科だし、友達には知らなすぎって言われちゃったし、勉強するかあ、と思って、今日の同定日記を書いている。


公園にて。

幹でわかる人はわかるんでしょお

まずこちら。これはキンモクセイ
灰色の地に、黒い斑点みたいなものが入った柄をした幹をしている。

指の肉にささって痛いよ

葉っぱの先端部分は鋭く尖っているのが特徴で、葉っぱ自体もかなり硬く波打っている。

葉っぱは古くなると垂れ下がる。
逆に若い葉っぱは上を向いていることも特徴。

キンモクセイなんて、お花が咲かないと気にしたこともなかったな。


お次はこちら。

見たらわかる!うーんそんな人になりたいのよ

これはヤブツバキ。だと思う。
4月とか5月にお花が咲くみたいで、立派な蕾がついている。
ヤブツバキの葉っぱは、縁が鋭くギザギザになっていて、葉っぱが分厚く硬いのもあってこれまたかなり痛い。
細かいギザギザだから隙がない。私がイモムシでも、かぶりつこうと思わないな~


お次で最後。

対生になっている

これは多分……トウネズミモチ
葉っぱは、1本の茎から、向かい合うように2本出ている。

寒くて指先が赤くなってるけども

先に向かって急に細くなり尖っているのが特徴。
それを除けば葉っぱはきれいな卵型で、濃い緑色でつやつやとしている。

これ撮ってる時完全に不審者だった

木肌はややごつごつとしている。暗くてわかりづらいが、灰褐色である。

日に透かすと、側脈がきれいに見えるのも特徴。

葉っぱにはわずかリンゴのような芳香があるらしいんだけども、私にはわからなかったヨ。
食べたら……美味しくは、なさそう。どう足掻いても硬そう、この葉っぱ。
冬になると実がなるらしい。
生態系被害防止外来種(要注意外来生物)に指定されているようだ。


今日はこんなもので。
公園の樹木いくつか、でした。

次も楽しく観察できるといいな。

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