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かぎ針編みの英文パターン ~2色使ったtweed stitch~

今回は2色の系を使ったtweed stitch(よね編み)のパターンを見ていきます。

今回のパターンを編むために理解が必要な略語は以下の通りです。
Tweed stitchのパターンの際に出てきた略語にCCとMCが追加されています。
ch --- 鎖編み
sc --- 細編み
st --- 編み目
sk --- スキップ、飛ばす
sp --- スペース
“ --- インチ(1インチ≒2.54㎝)
追加分↓
CC(contrasting color) --- アクセントになる(色の)糸
MC(main color) --- メインになる(色の)糸


今回の英文パターン:

  1.  With MC, ch 16.

  2.  Row 1: Sc in 2nd ch from hook and each ch across 15 sts.

  3.  Row 2: Ch 1, turn, sc in first st, *ch 1, sk next st, sc in next st*, repeat * to * across.

  4.  Row 3: Ch 1, turn, sc in first st, sc in first ch 1 sp, *ch 1, sk next st, sc in next ch 1 sp*, repeat across, ending with sc in last st. *to *

  5.  Row 4: With CC, ch 1, turn, sc in first st, *ch 1, sk next st, sc in next ch 1 sp*, repeat * to * across, ending with sc in last st.

  6.  Row 5: With CC, repeat Row 3.

  7.  Row 6: With MC, repeat Row 4.

  8.  Row 7: With MC, repeat Row 3.

  9.  Row 8: With CC, repeat Row 4.

  10.  Row 9: With MC, repeat Row 3.

  11.  Row 10: With MC, repeat Row 4.

  12.  Repeat Row 9 and 10, until piece measures 3” from beginning.


パターンの内容を順に見ていきます。

  1.  MCの毛糸を使用して、鎖編みを16目

  2.  1段目:手前から2つ目の(前の段(作り目)の)鎖編みに細編み一目、最後の15目まで各々の鎖編みに細編みを編み入れる
    (1段目で編んだ16目目の鎖は2段目の立ち上がりの一目になっているので、2段目以降は一段15目)

  3.  2段目:鎖編み1目、編み地を裏返す、(前の段の)最初の編み目に細編み、*くさり編みを一目、次の(前の段の)編み目(1目)を飛ばす、次の(前の段の編み目に)細編みを一目*、*から*まで繰り返す
    (一段15目なので、最後は細編みになるはずです)

  4.  3段目:鎖編み1目、編み地を裏返す、(前の段の)最初の編み目のあるスペースに細編み一目、(前の段の)最初の鎖編みに細編み一目、*鎖編み一目、次の(前の段の)編み目を(一目)飛ばす、次の(前の段の)鎖編みのあるスペースに細編み一目*、*から*までを団の終わりまで繰り返す、最後は鎖編みで終わる
    (*から*を単純に繰り返すと、最後の15目目が鎖編みになってしまうので、最後は鎖編みを細編みに変更して終わります)

  5.  4段目;CCの毛糸に変更して、鎖編み一目、編み地を裏返す、(前の段の)最初の編み目に細編み一目、*鎖編み一目、次の(前の段の)編み目を(一目)飛ばす、次の(前の段の)鎖編みのあるスペースに細編み一目*、*から*までを団の終わりまで繰り返す。最後の目は細編みで終える。

  6.  5段目:CCの毛糸で、3段目の編み方を繰り返す。

  7.  6段目:MCの毛糸に変更して、4段目の編み方を繰り返す。

  8.  7段目:MCの毛糸で、3段目の編み方を繰り返す。

  9.  8段目:CCの毛糸に変更して、4段目の編み方を繰り返す。

  10.  9段目:MCの毛糸に変更して、3段目の編み方を繰り返す。

  11.  10段目:MCの毛糸に変更して、4段目の編み方を繰り返す。

  12.  9段目と10段目を、編み地の長さが3インチになるまで繰り返す。

これでMCの糸で編んだ編み地にCCの糸で作った太さの異なる二本のボーダーが入った編み地ができたことになります。
4段目と5段目で編んだのが下の写真の①のボーダー、8段目で編んだのが②のボーダーです。

次回は、また別の、細編みと鎖編みで構成されるパターンを見ていきたいと思います。


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