車車車
初めて買った車はスズキのアルトだった。少しして父が病気になり、せっかく新車で買ったプリウスに乗れないので俺が乗らせてもらい、5年くらい経って事故で廃車に(10:0で向こうが悪い事故だったが金銭的に全然損している。恨めしい)
それから実家に置いていたアルトにまた乗り、今は知人から譲ってもらった激安のホンダシャトルに乗っている。
激安の理由は年式が古いのと走行距離とナビ無し。初代の方の型で、80000km弱くらいの走行距離。7年くらい経つのではないだろうか。今シャトルは販売してないような気がする。ステーションワゴンって人気ないもんね。ハイブリッドじゃない割に燃費が14kmというのはいい方じゃないだろうか。ナビは無くても普段の生活には全然困らないが、カーステレオがラジオとCDしかない潔いシステムだ。
今の新しい車はディスプレイオーディオなるものが搭載されているらしい。スマホと接続して、通話やナビや音楽が聞けちゃう便利な代物だ。この前AmazonMusicを解約した俺は、このディスプレイオーディオが搭載されたら便利かもなとは思う。Pixel7aにスマホを変えたらそもそも有線のイヤホン端子が無くなったので、もう俺の車では音楽は聞けない。そのうちAUXとかも存在しなくなるのかもしれない。通勤時間も短いのでラジオ聞いとけばいい。
そんな中古車なのでまあまあボロい。塗装が禿げてる箇所もあるし、2度ほどぶつけているので凹んでいる。年代を感じる。一度新車でRAV4欲しいという話を家内にして、見積金額を見せたら驚いていた。即断られた。円安のせいもあるのかもしれないが、新車は高い。
街行く車を見ると、安いのから高いのまて、ボロいのからピカピカのまで色々な車が走っている。俺がめちゃくちゃ金持ちなら高級車を乗り回して、ついでに地元の経済経済もぶん回すのだろうが、一介のサラリーマンな故、型遅れの中古車で満足している。ステータスというか、見栄を張るような性格ではないが、やっぱりかっこいい車に憧れる。