【3】妊娠高血圧症で緊急入院→帝王切開になった話。
前回までの記事:妊娠高血圧症で緊急入院→帝王切開になった話。
【1】 【2】
※出産レポートにつき、以下の内容が含まれます。
苦手な方はご注意ください。
・尿、便など排泄に関わること
・悪露、破水など出産時の体液に関わること
・激しい痛みの表現
・バルーン挿入、注射、点滴などの医療処置に関わる表現
入院生活スタート!と思いきや、いきなりまったり時間に
ドクターからの説明が終わった後は、腎臓に異常が出ていないか調べるため、レントゲンを撮影。
その後は病室に移動し、入院着に着替え、入院のためのお支度もろもろです。
この時点でまだ朝9時過ぎ。
誰もいない6人部屋の隅っこのベッドが、私のその日の宿になりました。
落ち着いたところで看護師さんからもろもろ説明があり、翌日の朝から誘発を行うことになりました。
翌日?
そうか…
今日もうすることないんだ…
朝10時ちょっと前です。
前日の夜から怒涛の展開、そして翌朝からも怒涛の展開を控えているのですが、ぽっかりと時間が空いてしまいました。
時間があると、なんだか余計なことを考えてしまうものです。
お腹の子はときどきのんびりボコボコ動きます。
大丈夫?
苦しくない?
もう病院だから、安心していつでも生まれてきていいからね。
頼りになるお医者さんや助産師さんや看護師さんがいるからね。
もしかしたら命の危険に晒されているかもしれないのに、語りかけてやることくらいしかできない。
もどかしい時間でした。
しかし、私が動けないだけで、準備しなくてはいけないことはたくさんあります。
まずは夫に連絡。
手術の同意をしてもらうために病院まで来てもらう必要があること。
入院用の荷物を追加で持ってきてもらうこと。
里帰り予定の実家(家から車で20分くらい)に赤ちゃん用品を運んでもらうこと。
夫は仕事を早退して、昼過ぎに来院してくれました。
しかしコロナ禍のため面会が制限されており、直接会うことはかなわず。
入院の荷物と「リラックスしてね」という伝言を看護師さんから受け取るだけでした。
これから妊娠高血圧で入院する妊婦さん、スマホ以外の暇つぶしを用意するのがオススメ
ちなみに、本を2冊持っていったのですが、入院の荷物に本をプラスしてもらえばよかったと後悔しました。
スマホの画面を見るのも血圧が上がる要因になるらしいので、時間があっても四六時中スマホを見ているわけにもいきません。
私は出産まで3日間、さらに出産してから7日間入院したので、持って行った本は暗記するほど読みました。
高血圧の危険がある妊婦さんは、入院用の荷物を用意するときに、液晶画面を使わない時間つぶしを持っていった方がいいかもしれません。
コロナ禍が明ければ面会もできるようになるし、赤ちゃんが生まれた後はそれどころではないかもしれませんが。
昼ごはんをいただき、おやつをいただき、夜ごはんをいただき、時は過ぎ。
おしるし的なものが出たものの、それらしい陣痛は起きず。
夜は耳にイヤホンを挿しつつSASUKEを見ていました。笑
SASUKEはやっぱり家族となんやかんや言いながら見るのが楽しいですね。
退院したら3人家族かあ、と生まれてくる子に思いを馳せつつ、その日は眠りにつきました。
続きます。
次回は分娩誘発剤が入って七転八倒します。
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