どうして変形した爪を元に戻す必要があるの?
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早速表題についてお話しさせて頂きます。
「どうして変形した爪を元に戻す必要があるの?」この様に聞かれたら私でしたらこう答えます。
「きちんと歩く為」
“きちんと歩く”という表現を私は良く使っています。「きちんと歩くとはどういう事?」というと…
正しい歩き方というと“踵で着地して指先で地面を蹴る”と言われています。この“指先で地面を蹴る”という事が爪が変形しているとし難いと思うのです。
巻爪の痛みを庇って無意識のうちにその指を浮かして歩いているお客様、足指同士が重なって歩いているお客様、足指が回旋し地面に対し平行に踏み込めていないお客様、浮き指のお客様…
5本の指をきちんと使わずに歩いているのでは…⁈と感じるお客様が多くいらっしゃいます。足指をきちんと使わずに歩いている限りは巻爪卒業は出来ないと私は思っています。
90度以上巻いた爪の状態できちんと踏み込めるとは思えないですし、
爪が食い込み皮膚を傷付けているお客様は
痛みが生じる為指先にきちんと力を加えられない可能性が高いです。
これらを解消する為にも変形した爪を元に戻す必要があると思っています。
以前ご来店頂いたこちらのお客様
初めてご来店頂いた時「ぶつけやすい、血豆が良く出来る」と仰っており、他の爪にも巻爪や肥厚、剥離、血豆が見られました。
足の爪は指を保護するだけではなく
✔︎指の力を強くする
✔︎バランスを取る
✔︎指の感覚を鋭くする
という役割を担っています。
爪が変形していた事により、上手く指先に力が入らず歩くのに支障が出ていた可能性もあります。
✔︎踵が乾燥し易い
✔︎足が浮腫み易い
これらも足指が使えていない事が一因かもしれません。フットトラブルは繋がっていくのです。
爪を本来の形に戻しきちんと歩ける様になれば足の痛みだけでなく
✔︎足が浮腫み易い
✔︎足が疲れ易い
✔︎足が太い
✔︎冷え性
✔︎乾燥
等多くの女性が抱えるお悩み解決の一助になるかもしれません。
身体の其々のパーツに役割がある様に末端にある小さな爪も大きな役割を果しているのです。その役割を果たす為には爪を本来の形に戻す事が必要だと思います。
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