肥厚爪の原因
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当サロンは巻爪メニューでご来店頂いているお客様の人数がネイルサロンの中では多い方だと思います。多い月だと半分近く巻爪のお客様だった月もあります。巻爪メニューでご来店のお客様は、剥離や肥厚等他のトラブルも抱えている方が多いです。しかし巻爪以外のトラブルには自覚がないお客様が多いです…
本日は、肥厚爪に焦点をあててお話ししたいと思います。肥厚爪は巻爪ではないお客様にも見られます。何故肥厚するのか⁈ sugarcaneにご来店頂いたお客様で多い事例の中から幾つかの原因と対策を一つずつお話し致します。
肥厚爪をご存じでしたか?
度々Instagramやblogに書いてきたので、お読み頂いているお客様には少しずつ知ってきて頂けたかな⁈と思います。
『肥厚』という言葉をGoogleで検索してみたら
こえて厚くなること。
と出てきました。肥厚爪は厚硬爪甲とも呼ばれます。漢字を見て頂くと肥厚爪がどんな状態なのか分かり易いと思います。
ここからはsugarcaneにご来店頂いたお客様の中に多い事例の中から幾つかの原因と対策を一つずつお話し致します。
【肥厚爪6つの原因と其々の対策】肥厚爪になったのは普段のケアの仕方が原因⁈巻爪と肥厚爪の関連性は⁈巻爪でなくても肥厚爪になるのは何故?問題は爪ではない⁈特定の指だけが肥厚爪になるのは何故?
1.伸ばし過ぎ
今はおうちにいる時間が多いと思いますが、普段は活動時間の半分以上靴を履いて過ごしているお客様が多いと思います。極度に伸ばし過ぎていると靴の中で圧迫され、爪にダメージが加わります。
爪は青矢印方向に伸びますが、赤矢印方向から力が加われば伸び難くなるのは想像出来ますよね⁈個人差はありますが、足の爪も1ヶ月で2〜3mm程度伸びています。圧迫が加わっても新たな爪は作られているので、きちんと伸びる事の出来なかった爪が厚みとなっているのです。爪表面に薄ら見える横線は圧迫により出来たモノだと推測しています。
「爪が汚い」と仰ってご来店頂くお客様も多いです。こちらは爪がピンク色に見えない事を仰っている事が多いです。爪がピンク色に見えるのは皮膚の血流の色です。爪が分厚くなると皮膚の血色が見え難くなり、“汚く”感じるのだと思います。写真のお客様方は肥厚はそこまで酷く無いですが、ケア前後で爪の色が違く見えるのは肥厚の有無の差です。
伸ばし過ぎているお客様にお話を伺うと伸ばし過ぎている原因は大きく2つに分けられます。1つ目は切り方が分からないのでそのまま放置しているお客様。2つ目はご自身で切れる状態でない爪のお客様。其々の対策をお話ししますね。
【対策】
①爪の切り方が分からない→サロンや病院で切って貰いましょう。
今までInstagramやblogで足の爪の切り方についてお伝えしてきましたが、手と違い見え難い為ご自身で正しく切るのは難しい場合もあると思います。Instagramやblogをお読み頂いて、正しい切り方を理解はしていても出来ていないお客様も多いです。正しい切り方をお伝えする事で、間違った切り方を知って頂きたいという気持ちでInstagramやblogに書いています。足の爪はケアと一緒にサロンで切るのがベストかな…と現時点では思っています。
②ご自身で切れる状態でない→先ずはトラブルをなくす
肥厚・巻爪等があると爪切りも入れ難く、ご自身で切るのは難しくなります。肥厚爪・巻爪を卒業する事がご自身で切れる様になる第一歩です。先ずはそちらの原因と向き合いましょう。
2.浮き指
浮き指が何故肥厚爪の原因になるのかは、下記で説明したのでこちらをお読み頂ければと思います。
3.剥離
こちらのお客様矢印部分に隙間が見えるのが分かりますか?
爪は根元・左右の3カ所が本来皮膚と付いていますが、初めてご来店頂いた時は左右3〜4mm位しか皮膚と付いていない状態でした。
何故ここまで肥厚してしまったかというと…
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