12.作業改善のためのアイディア発想法
アイディア発想法
・KJ法(かわきた カード)
・NM法(なかやま 思考プロセス)
・5W1H法(洩れなく情報伝達)
・ブレーンストーミング法(グループで話し合い)
・なぜなぜ分析-5回法(問題の本質に迫る)
・MECE-ミッシー (物事を漏れなく、ダブりなく整理)
これらは作業改善に活用される代表的な手法です。
それぞれの発想法を簡潔に説明します:
KJ法(川喜田二郎-かわきたじろう 発想法)
アイディアをカードに書き出す
グループ分けして整理
関連性を見つけ、まとめる
NM法(中山正和-なかやままさかず 発想法)
技法のステップ
課題を決める
キーワード(KW)を決める
類比を発想する(QA)
アナロジーの背景を探る(QB)
アイデアをQBとテーマを結びつけて発想する(QC)
QCを使って解決案にまとめる
以下が全ステップを図式化したものです。
5W1H法
What(何を)
When(いつ)
Where(どこで)
Who(誰が)
Why(なぜ)
How(どのように)
ブレーンストーミング法
自由に意見を出し合う
批判禁止
質より量を重視
アイディアの結合
なぜなぜ分析(5回法)
問題に対して「なぜ」を5回繰り返す
根本原因を追求
対策を立案
MECE(ミッシー)
(Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive)
漏れなく(Mutually)
重複なく(Exclusive)
要素を分類
論理的な整理
以下詳細
基本概念
M(Mutually Exclusive):重複がない
CE(Collectively Exhaustive):抜けがない
物事を漏れなく、ダブりなく整理
特徴的な分類例
年代別(10代/20代/30代...)
性別(男性/女性)
商品別(A製品/B製品/C製品)
地域別(国内/海外)
活用場面
問題の要因分析
市場セグメント分け
業務プロセスの整理
戦略立案
メリット
論理的な整理が可能
議論や分析が明確
見落としを防げる
効率的な問題解決
ビジネスでの問題整理によく使われる論理的思考法です。