ICL(眼内コンタクトレンズ)の手術を受けました
前回
前回、ICL(眼内コンタクトレンズ)の検査を受けました。
その後の日記となります。
ということで、ICLの手術が無事に終了しました!
手術の3日前から戦いが始まります。
・コンタクトレンズ禁止
・1日4回の目薬の点眼
という戦いがはじまります。
気が付いたんですが……
わたし、1DAYコンタクトめっちゃ残ってる……!!
急遽手術が決まったのもあり、残りのコンタクトを使い切ることもできませんので、意を決してゴミ箱にポイしました。
コンタクトってメルカリじゃ売れないですからね……捨てるしかないのです。ああ、もったいない……。
カラコンも全部度ありで買っていたので、併せてポイ。
もったいね~~~~!!!
あとは1日4回の点眼をしっかりするだけです。
これを忘れると、最悪手術を受けることが出来ないらしいです。それは、困る……!忘れずにしっかり目薬を差しましょう。
そんなことをしていると、あっという間に手術当日になります。
手術当日は、時間通りに医者に行き、後は言われるままに身を流されていくだけです。無限に様々な種類の目薬を差され、時間が経つと手術室(の手前の待合室みたいなところ)に案内されます。
この目薬の中には、前回最悪の目に合わせられた散瞳薬もあり、ぼーっとしていると次第に眩しさが強く感じられ、近くの文字が見えづらくなります。あー……きましたわ~~。
そして、なんか私が手術を受けた病院では、「術後の記念撮影」オプションがあるが、撮るかどうかを聞かれます。正直意味が分からなかったのですが、こういうものは記念なので全部「ハイ!」と元気よく答えておきます。
手術室の待合室では、手術着を着せられ、瞳孔の状態を確認されます。私は何かがダメだったらしく目薬をさらに追加されました。ひえ。待合室で人々が手術に向かい、そして帰ってくるのを見守っていると、やがて自分の番が着ます。
手術から帰ってくる人々、みんなへ行きそうな顔をしているので、こりゃ楽勝だな~なんてことを思いながら、何も見ることが出来ないのでぼーっとしています。手にはスマホが握られています(記念撮影オプションを頼んだので)。スマホは弄るなよ、と言われていますが、そもそも弄れても何も見れないんだよなあ……。
自分の番が来て、手術室では顔に布をかぶせられ、片方の目をだけを開きっぱなしに固定され、またここでも無限に様々な種類の目薬を差されます。刺されながらなんかよくわからないけれど前にある光を見ろと言われます。
が、眩しくて見られない。でも見るしかない。
少しでも動いたら自分の目がどうなるかわかりません。眩しくてもまっすぐ光を見ているうちに、目に何かが当たる感覚があります。あああああ、目が、目になんか、押し付けられて、あああああ。と思っていると、また目に何かの液体がかけられます。どぼどぼどぼどぼ目に液体が垂れ流され、そして私の目に何かが起きます。
(何が起きているかは事前説明を聴いているんで、頭ではわかっているのですが、感覚としてはマジで、なんかすごいジェットコースターに乗っている!)という感覚です。
それを両目行われます。
ぎゃあ、もう、ぎゃあ。ぎゃあですよ。
わたし、人生で一番気持ち良かった体験を聞かれたときに
「全身麻酔」
って答えるタイプの女なんですが……
人生で一番激しいエンターテインメントを聞かれたら
「ICL手術」って答えるかもしれない。
そんなこんなで、手術が終わり……
しばしばの目で泣きそうになりながら手術室で記念撮影をしてもらいました。
なんだそれ!
(その時の写真が見たい人は、私に会った時に言ってください)
無事手術が終わり、軽い検査を終えて10分くらい休憩をすると、あっという間に解放されました。今後の術後の検診のスケジュールや、処方されたお薬や目薬の説明……も簡単に、さっさと追い出されそうになります。
(説明は事前にWEBで行うように案内されてみていたので、簡単な説明でわかった気がします)
しかし、この時点で……
マジでなんも見えない!!!!!
手の平がブレブレで3つ~5つあるように見える!!!!!!!!!!!!
こわい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マジでこわい。病院のスタッフさんは「散瞳薬も使っているし、手術直後で目も怪我している状態なのでゆっくり休んでください」みたいなことしか言わない(個人差があるからそうなんだろうけど)。
手術が終わって帰る頃には周囲は暗かったので、前回のように太陽光が怖いことはなかったけれど……でも眩しい!!信号も車のライトもこわい!!!!それに何より文字が見えない!!!!
そしてなんかめっちゃ腹が減った!!!!!!!!!!!!!!!!
術後、タクシーを使おうかとも思ったのですが、お金がもったいなくて病院から徒歩2分のところにある地下鉄に乗り、ちょっと遠回りでもすぐ電車に乗って帰る選択肢を取りました。
が、これが失敗。
だってわたし、目が今死んでるんだもん。
そのうえお腹が減ってるんだもん。
乗り換えの時に見かけたミスタードーナツに吸い込まれるように入っていき、「眩しい!!文字が何も見えん!!!」と言いながら、泣きそうになりつつドーナツを選び「スマホがわからん!!!私のpaypayはどこ!?」と叫ぶのを我慢しつつスマホ決済アプリを開き、アップルパイとドーナツをかえって帰宅しました。
帰宅したら帰宅したで、術後当日はその比重に目薬を3種類×4回ささなければならないのですが……
目薬の説明書が読めない。
目薬をさすこともわかっている。でも、目薬から液体が出てこない。説明書らしい紙が入っているのもわかる。でも読めない。
も~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!
そんなこんなをしていると、病院からLINEが来る。もちろん読めない。
も~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
とりあえず、頑張って「読めません」とLINEを返信したところ、病院からは電話をいただきました。「その後大丈夫ですか?明日の検診お待ちしております」だそうです。よかった。よかったけど!電話して!?!?!
むりやり力業で目薬をさし(なんかふたをしたまま真ん中を押す、とかいう説明書読まないとわからない仕様っぽい。説明しといて?)、横になってYoutube動画を聞きながらぼーっとしていると、少しずつ目が見えてきた、気がします。
でもわからない……見えているのかいないのか、私のこの視界は何なのか……。とりあえず仕方ないので、こたけ正義感の逆転裁判実況を聞きながら、その夜は眠りについたのでした……。
そしてそのまま寝落ち。
翌日目を覚まし……。
めっちゃ見えるぞ!!!!!!!!!!!!!!?!?!?!?!?
ここからダウンタイム編へ。
また次回。
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