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インチュニブの副作用で死にかけた

はじめに(注意書き)


※個人の感想です
※「インチュニブ」が危険だから服薬を辞めよう!という記事ではありません。
 合う人は合う。当たり前体操。
 合わない人が飲んで副作用ガチャでまぁまぁなハズレを引いたよ、という記事です。

副作用の血圧低下で「縦」の状態になれなくなった

どういうこと?と思うかもしれないが読んで字のごとくです。
立ち上がることも、上半身を起こすこともできなかった。
布団に横になる、一択。

インチュニブを飲んだ経緯と結果

ADHDと診断され、いちばん最初に勧められた薬。
それが「インチュニブ」だった。
どうやら比較的新しい薬で、高い効果が期待できるとのこと。

結果、わたしは血圧低下の副作用で布団から起き上がることができなくなった。
移動方法は「転がる」のみで、上半身を起こすことすら難しい状態になってしまった。
生活がままならない。トイレが自室の横でよかったと心底思う。入浴は諦めた。
「そういえば(当時の)先生、元は高血圧の治療薬みたいな話してたな……」とぼんやり思い出した。
布団で寝ていても立ちくらみのような状態で、呼吸も浅くなり「もしかして今際の際…ってコト?!」と天井を見つめる。悠長か?

すぐに服薬を休止、医師に相談。
「大変辛い思いをさせてしまった。申し訳ない」とめちゃくちゃ謝られた。
逆に「わたしの通常時の血圧が低くてすみません」とこちらが申し訳なくなるくらい謝られた。
真摯に対応してくれる先生でよかったな、と安心もした。

それから薬は「ストラテラ」に変更。
こちらはこちらで大変なこともあったが(いつか別記事で書きたいな)、縦になって生活ができるようになった。やったぜ。

今回なぜこのnoteを書いたのか

もしインチュニブを飲んで似たような副作用が出ている方がいたときに、「自分だけじゃないんだ」と思ってほしい。
当時わたしは鬱にも悩まされていて「せっかく勧めてもらった薬が合わないなんて!わたしはダメなやつだ!」と謎の思考に陥っていた。
そんなわけないのにね。
今なら「副作用は人それぞれ!」と思えるが、当時は本当に世界の全てがわたしを否定する要素になっていた。
万が一、億が一、以前のわたしのようになっている人にこのnoteが届けばいいな、と思う。

あなただけじゃないよ。
あなたは悪くないよ。
どんな薬でも、薬の副作用が辛い時は早めに医師に相談しよう。

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