初めまして RUT BRYK!
フィンランドの 陶芸家 RUT BRYK(ルート・ブリュック)さん。
展覧会でその作品を知ってからかれこれ5年が経つ。
コロナもありその後2回ほど計画とリスケした。
ルートさんの作品を訪ね、雪が残る体感気温-1度のフィンランド ヘルシンキを訪ねてきました。
「はじめまして、ルート・ブリュック」
2019年の春、東京ステーションギャラリーで開かれたルートさんの展覧会「はじめまして、ルート・ブリュック」に出かけた。陶芸の工房で師匠に図録を見せてもらったのがキカッケだ。
女性作家でフィンランドでは陶板タイルを用いた作品が有名。〈アラビア〉のセラミックアーティストやテーブルウェアのデザイナーとして活躍した。
展覧会で見たタイルで表現した、吸い込まれるような透明感のある作品。大きな作品はおそらく搬送上の問題もあり海外には出展されないだろう。いつか行きたいと思っていた。
フィンランド デザイン・ミュージアム DESIGN MUSEO
フィンランドのデザイン・ミュージアム。フィンランドデザインの今と歴史を知ることができる秀逸な美術館だが、ここではルートさんの東京の展覧会の図表の表紙にもなった「蝶」の作品は比較的初期の陶板レリーフが見られる。
エスポー現代美術館 EMMA (Espoo Museum of Modern Art)
ヘルシキンキ市内より地下鉄で30分、最寄駅よりバスで5-10分ほどの住宅地の中にあります。Wgというサイン(ロゴ)のある建物。
この2Fには「BRYK & WIRKKALA」常設コレクションがある。
BRYKルームですよと書かれている床に水色で書かれたサインにときめいた。
「見せる収蔵庫」のはしりでもあり、ルートさんの最多の作品が収蔵されている。修復もここで行われていて、所狭しと並べられた作品にちょっとびっくりしたのだが収蔵庫も兼ねていると知り納得した。
また、1Fで開催中の Kakkonen企画展でもルートさんの作品が展示されていた。Weegee Exibition Center 内にあるEMMA (Espoo Museum of Modern Art)に常設コレクションがある。
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